経営方針を考える その1

会社の「理念」や「事業の意義」や「ミッション(使命)」や「定義」や「キャッチフレーズ」や「存在理由」を、ここらでもう一度考えてみるべきだと強く感じています。
あるいは「わが社のセールスポイント」や「会社の方向性」や「方針」や「やるべき事業」や「やめるべき事業」も考えなければなりません。

「会社をいつまで継続させていくのか」や「どのように畳むのか」や「どのように後継させていくのか」も、かなり重要な課題でもあります。
これらをシッカリ考えておかないと、社員やお客様にも迷惑がかかるし、下手すると自分の後半人生をフイにしてしまうかもしれないからです。

このブログを活用し、答の出しやすいものから考えていきたいと思います。
まずは会社の『継続期間』。
これは私自身が「95歳まで現役のバリバリで働く」と決めているので、まだ40年近くあり、そう差し迫った問題ではありません。
もし途中、継続できない事象が起こったら、それはそれで天の意図。
継続期間や後継者については、あまり心配していません。

『経営方針』は「①累積経営 ②無借金経営 ③小さな本体」で行こうと思います。
毎月収益が上がる商品(事業)を時間をかけて作っていきたいと思っています。
不動産業で言えば、毎月ゼロから出発しなければならない「仲介事業」などは累積経営とは呼びません。
またキャピタルゲインを狙う事業は、累積経営とは言い難いのです。
これらをメインの事業としていると、なかなか経営が安定しないことになります。

同じ累積経営であっても、人手がかかる事業は経営が難しいのです。
目指すは「人手のかからない累積経営」。
ビジネスモデル自体はシンプルなものを選びたいと思うのです。

累積経営の商品にも、コンテナ倉庫やコインパーキングやシェアハウスなどがあるわけですが、当然それらの商品には寿命があります。
調子に乗ってドンドン展開したところで、商品の停滞期を迎えると、途端に経営がおかしくなります。
そこの見極めは非常に大切だと思っています。