ドイツの新聞購読

deguchi2012-01-13

今はインターネットが発達し、外国の新聞を読もうと思ったら、簡単に見ることが出来るようになりました。
日本の新聞では報道しないようなことでも、現地の英字新聞のサイトをインターネットで探せば、かなりの情報が得られます。

ただし私の場合、忙しくなってくると、わざわざインターネットで見に行くということを、しなくなってしまうのです。
ところが新聞と言う現物が手元にあると、それを片づけなければ(読まなければ)気持ちがスッキリせず、必ず何らかの記事を読むことになります。
興味のある記事は「音読」もします。

この「音読」というのが語学学習には極めて効果があるようで、私の英語の先生から「どうして急に英語が上達したのか?」と驚かれたことがあるのですが、音読しかその理由は考えられませんでした。
「音読・多読・単語力」はデグチ・メソッドでの重要なポイントでもあるのです。

新聞の記事は「現在進行形の情報」なので、その内容自体への関心度も高いのです。また新聞の文章は伝えることを目的としているので「まともで真似してもいい」文章だと言えます。
「トムは朝起きて朝食を食べました」レベルの文章だと、内容に深みがなく、読んでいて面白いわけがありません。

いま英字新聞を2つ購読しています。
一つは『ウォールストリート・ジャーナル』。
もう一つは『フィナンシャルタイムズ』。
日本の英字新聞もいくつかありますが、それらは日本の新聞と同じような記事と内容です。
逆に言えば、日本の新聞に載っていないような記事は載っていないわけです。
その点、外国の新聞は視点が違っているので面白いのです。

実は読み始めてから知ったのですが『ウォールストリート・ジャーナル』はアメリカの新聞、『フィナンシャルタイムズ』はイギリスの新聞だったのですね。
どちらもアメリカの新聞だと思っていました。
いずれにせよ、手元にあると目を通す習慣が出来ます。

ドイツの新聞も毎日読みたいものだと思っていました。
しかしどうすれば購読できるのかが全然わからなかったのです。
そこでドイツ領事館に電話して教えてもらうことに。
方法は2つあり、一つは直接ドイツの新聞のホームページで購読申込みをすること。
もう一つは、海外の新聞雑誌専門の会社があり、そこに申し込むこと、なのです。

私は後者を選びました。
ただし購読料は1年間分を前払いしなければならず、目の玉が飛び出るぐらい高いものでした(しかも今申し込んで、来るのは3月から)。
しかし「将来への投資」なのだと割り切り、思い切って購入することにしたのです。
また値段が高いと、その分一生懸命読むようになるかもしれません。
少なくとも「音読」はやろうと、手ぐすね引いて待っておるところです。