本を持って旅に出よう 台北編 その1

朝6時15分に自宅を出発。
車で関西空港へ。
9:15発の台北行きのJALに乗りました。
JALなので機内アナウンスは日本語、英語、中国語であります。
キャセイ・パシフィックの中国語は広東語だったので、台湾行の飛行機では台湾語か福建語が使われているのかと思ったら、北京語(中国標準語)でした。
蒋介石軍が大陸から追われて台湾に移り、政権を支配したので、台湾の国語は北京語になったのだと思います。

関西から台北まで3時間のフライト。
機内でシャンパンとワインの小ビンをそれぞれ飲み、まだ酔っている途中なのに、飛行機は高度を下げ始めました。
お昼間なのに真っ赤な顔のまま、台北入りするのもどうかと思うのですが、仕方ありません。
韓国では街に入ってもハングルだらけで、何の意味かよく分からなかったのですが、ここ台湾は漢字ばかり。
日本人なら意味はほぼすべて理解できますが、外人だったらさっぱり分からないと思います。
走っている車の8割ぐらいは日本製。
トヨタ、日産、マツダなどが走っていました。
韓国だとほとんどの自動車は韓国製だったのですが、ここ台北では韓国製は皆無であったように思います。

ホテルに昼過ぎに到着。
ふつうなら街を歩き回るのですが、アルコールがまだ残っているせいか、眠気が襲ってきました。
ベッドで寝入ること4時間。
目が覚めたら夕方でした。
日本にいても、休みの日は15時間ほど寝ていることが少なくありません。
何もしない間に夕食の時間に。
せっかく台湾に来たのだから、当然中華料理を選択。
料理が“すっす”と出てくるので、退屈せずに食べ終えることが出来ました。
美味しかったのですが、シンガポールでの中華料理があまりに極上の味だったので、私の中の期待値には届きませんでした。
舌が肥えるというのも、まこと善し悪しです。