年千冊の読書力 その5

年千冊の本を読もうと思ったら、月に84冊の本を読む必要があります。
単純に計算すれば1日3冊読めばいいわけですが、仕事や用事で全く読めない日もあります。
従って1日4冊〜5冊が一応の目安です。
1日5冊読めた時は、やっぱりうれしいのです。

読書タイムは夕方からの2時間半。
よって夜に予定が入っていると、本は全然読めません。
つまらない会合に出た時などは「こんな会合に出るぐらいなら本が5冊読めたのに」とすごく後悔することになります。
夜の予定だけでなく、今の私が一番幸福なのは「何の予定も入っていない日」。
真っ白なキャンパスに自由に絵を描いていける感じです。
何の予定も入っていないのに、かなり充実した1日になるのです。

私は高校1年生の時から本格的な読書を始めたのですが、それ以降中断することなく、本を読み続けています。
当時電車通学をしていたのですが、電車の中などはまさに読書の稼ぎ時。
また例え5分でも空いた時間には本を広げていたことを覚えています。
高校、大学、社会人と本を読み続けてきました。
それが今の自信につながっているのは間違いありません。

吉田松陰先生が、読んだ本をすべて記録されていることを知り、私も真似して読書リストを作っています。
今はパソコンに記録していっているのですが、それまでは「読書ノート」に書いてきました。
そのノートは今でもすべて手元にあり、例えば社会人3年目の8月にはどんな本を何冊読んだかを知ることができます。
かつては読んだ雑誌の名前も書いていたのですが、さすがに最近は雑誌は入れていません。