理想の将来像 その1

好き放題「理想の将来」を書いてみたいと思います。
休日は週2日もあるのですが、これがムチャムチャ充実しているのです。
たぶん会社のある日は「ステージ2」の仕事を、休日には「ステージ3」の仕事をしているからだと思います。
「ステージ2」は「今日の事業」で、「ステージ3」は「あすの事業」でもあります。

私にとっての「あすの事業」は、「本を読む」と「本を書く」が仕事の中心です。
どうすれば顕在能力や潜在能力を最大限に発揮させるかが、今後のライフワークになります。
空海が「虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)」を取得して天才になった如く、天才になる方法があるに違いないと思っています。

人は本をあまり読みません。
経営者だって月10冊読んでいる人は少ないのではないでしょうか。
ただし読書量と経営の優秀さとは別で、ましてや金儲けの上手さとなると読書数とは関係がないような気がしています。

ある会合で「年100冊の本を読んでいる」と自慢げに自己紹介している人がいたのですが、「そうか、年100冊読めば自慢できるレベルなのだ」と知ることができました。
年100冊読んでいる人から見れば、年2,000冊は想像もつかない世界に違いありません。
まさしく「天才」です。
今の私は「年2,000冊の読書は多分可能だろう」という地点にいます。
凡人が天才になれるのです。

渡部昇一先生がラテン語の本を1冊丸々暗記したら、長い漢詩なども簡単に暗記してしまえ、自分でもビックリしたそうです。
頭の中の暗記の回路が飛躍的に進化したのだと思います。
いったん脳の回路が変化したならば、ラテン語であろうと漢文であろうと、何でもあっさり覚えてしまえるようになるようです。

ラテン語の本を暗記することは、自分の意志で出来る「地道な努力」。
しかし暗記してしまえば、あっさり天才になれるのです。
つまり天才になるにはキチンとした方法があり、自分の努力で“とんでもない”天才レベルに達することができるということなのです。

私の興味ある語学でもそうだと思います。
再来年から新しい語学を始める予定です。
若い時でないと、新しい語学は習得できないという「迷信」がありますが、私自身が還暦以降にマスターして、そんな迷信を木っ端みじんに破りたいと思っているのです。
90歳代にして新しい語学を始め、その言葉で現地で講演して回った磤地三郎さんのような方もおられるのですから。