香港の書店

香港の書店は、英語と中国語の両方の本を置かなければいけないので大変です。
英語の本と中国語の本は、完全に分けて置いてあり、それだけスペースが制約されてしまいます。
国際金融センターの中の本屋さんは、英語の本だけを置いていました。
これは欧米の外国人ビジネスマンを対象にしているのだと思います(ちなみに私は、ここでドイツ語と中国語のCDを買いました)。
香港の現地の読書家は、英語と中国語のどちらの本をよく読むのか興味があります。

英語の本でも中国語の本でも、題名だけは読め、何の本かは分かります。
香港や台湾は日本人でもわかる漢字を使用していますが、中国標準語(北京語)は簡素化した漢字を使っていて、ちょっと見ただけでは意味がよく分からないものもあります。
香港で売っている中国語の本は、どちらの漢字を使用しているのかをチェックするのを忘れていました。

香港ではホテルやレストランの中では誰もタバコを吸いません。
法律で禁止されているようです。
私もけっこう世界中を歩いているのですが、先進国ほど公共の場では禁煙となってきました。
社会的にもリーダー層やインテリ層はタバコを吸いません。
特に北米大陸では、喫煙者はマトモな人間として扱ってもらえないほどです。

香港は所得税法人税も安く、また消費税も贈与税もありません。
これで国家財政がやっていけるのなら、日本でもマネすればいいと思うのですが、果たしてどうなのでしょう?
「香港の税制と財政」の問題は、今後の私の研究課題の一つにしたいと思っています。