これからの夢

人生の後半戦において6ヶ国語のマスターというのも、なかなか魅力のある目標です。
英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語、そして日本語。
日本語は多少自信があるし、英語はそこそこ。
ドイツ語はまだ道半ばですが、方向は見えてきました。
なぜフランス語かというと、欧州個人旅行のためには、やはりラテン系の言葉の必要性を感じるからです。
ドイツ語圏はホイホイ行けても、フランス語圏へは二の足を踏んでしまうのです。

来年あたり、中国の都市を訪ねようと思っているので、フランス語よりも中国語の方が馴染みが出てくるかもしれません。
韓国語は文法など日本語とよく似ていて、比較的学習しやすいため、老後用に取っております。
いずれにせよ、ドイツ語のところで今ちょっとモタモタしており、ここらで少しスピードアップをしなければと思っています

ご縁がある世界の優秀な若者の支援もしたいですね。
ロータリー奨学生の中国人のFさんやベトナム人のDさんと、それぞれ一緒に食事をしたことがありますが、実に充実した内容の会話ができ、私自身ものすごく刺激になりました。
今までも海外の子供たちに経済的な支援をする会に入っていたりしたこともあるのですが(子供一人につき毎月5千円を寄付します)、あまり面白くありませんでした。
レベルがあまり高くない若者や子供たちへの支援よりも、やはり優秀な人たちへの応援の方がずっと楽しいし、やりがいがあるのです。
変な言い方ですが、世界をいい方向に動かしていくには、優秀な青年たちを支援していく方が、やはり効率がいいように思うのです。

目に見えない「意思を持ったエネルギー体」が時代の変化に働きかけているような気がしてなりません。
「資本の意思」の立場に立って経済を見ると、今後の世界経済の動きが物凄くよく分かると述べているエコノミストがいます。
「資本の意思」だけでなく「アメリカの意思」や「欧州の意思」などのように国や地域のマクロの意思が、あたかも一個の生命体のような形で存在しているのではないかと感じるのです。
「時代の意思」が今後どういうふうに歴史を突き動かそうとしているのか、とても興味があります。

私自身もかつてのバブルとその崩壊に翻弄された経験があります。
今から思えば、もしバブルの発生とその崩壊を事前に知っていたら、あんなに苦しまなくてもよかったわけです。
従って「資本の意思」の意中がどの辺にあるのかを探るのは「働き一両」の世界で頑張るより、その数百倍の値打があるようにも思うのです。
「働き一両」、「考え五両」、「コツ知り五十両」、「ひらめき百両」なのです。
ついでに言えば「見切り千両」、「無欲万両」となります。
「宇宙の意思」は「無欲万両」に違いありません。