賃貸住宅フェア

お台場ビッグサイトでの「賃貸住宅フェア」に行ってきました。
たぶん第1回目から行っていると思うのですが、毎年規模が大きくなっています。
また東京だけでなく、各地方都市での開催も増えました。
賃貸フェアがあるぐらいなら「売買フェア」があってもよさそうなものなのに、これはまだありません。

以前、フェアの規模がまだ小さかった頃は、賃貸ビジネスでのトレンドの商品は何なのかがよく分かりました。
例えば「賃貸管理ソフト」のブースがずらりと並んだ時期もありました。
今回は管理ソフトの展示コーナーは少なく、またコインパーキングのブースもほとんどないことに気がつきました。

参加者も随分増えているのですが、最初の頃は賃貸管理業者とアパート・オーナーだけだったのが、最近は個人の投資家の姿もよく見られるようになりました。
アパート・オーナーの中でも講演などで有名になっている人もいて「カリスマ・オーナー」などと呼ばれています。
私もカリスマ・オーナーの一人を知っているのですが、賃貸フェア開催中はずっとその会場で勉強していました。
人によっては、全国各地のすべての「賃貸住宅フェア」に顔を出している勉強熱心な人もいるようです。
やはりどの世界でも頭角を現す人は勉強熱心なのですね。

立ち見まで出る人だかりのセミナーと、席に余裕があるセミナーとがあるのですが、前者は家主・投資家用セミナー。
後者は賃貸管理会社用セミナー。
オーナーの方が勉強熱心です。
同じオーナーでも、もともと土地があって、そこにたまたまアパートを建てた人(旧来の家主)と、最初から不動産への投資を事業として考える人とでは、これまた意識が違っているように思います。
そういう意味では、日本にもプロの投資家が出てきたようです。