脳内進化

今日もツァイトラー先生のドイツ語クラスがありました。
先週から新しいクラスが始まったわけですが、何故かツァイトラー先生の話していることが全部分かるのです。
毎朝、会社のトイレ掃除の時に、ドイツ語のCDを聞きながらやっているのですが、その効果が出たとしか思えません。
こうなると現金なもので、もっと勉強しようという意欲がガンガン湧いてきます。

うちのクラスには群を抜いてドイツ語が出来る人が2人いるのですが、2人とも50代後半の女性。
しかも2人とも50歳代からドイツ語をゼロから始めました。
いかにツァイトラー先生の教え方が上手いかということだし、語学の勉強ですら年齢は関係ないということでもあります。

私自身もドイツ語や英語が、この年になって飛躍的に進化しているのを実感しています。
67歳で馬術のオリンピック選手になった人が「少しずつ自分が上手くなっているのが分かり、それがものすごくモチベーション・アップになっている」と仰っていましたが、とてもよく理解できます。

勉強し続けていると、明らかに頭が良くなっていくようです。
渡部昇一先生が「ラテン語の本を丸暗記したら、漢詩などの暗記もあっさり出来てしまえるようになった」と書いておられますが、脳の中で何かが変化するのでしょう。
空海だって「求聞持聡明法(ぐもんじそうみょうほう)」という修行法で天才的な能力を獲得しました。
正しい方法で頭を鍛えると、超人的な「脳力」がつくようです。

英語では大西泰斗先生のCDを聞いてから、頭の中のバリアが外れ、3割ぐらい英語力がアップしたような気がします。
先日、進学高校の英語の先生に、大西泰斗先生からの受け売りの話をしたら、えらく感心されました。
プロにまで教えるなんて、全く私も偉くなったものです。

お風呂の中と脱衣所に、1台ずつCDプレーヤーを置き、それぞれ別の英語のCDを入れて聞くことにしました。
わざわざ英語を勉強するために時間を取っているわけではないので「時間コスト」はゼロ。
この間たまたまNHKの『テレビで留学』を見ていたら、しゃべっていることが全部分かったので、これにも驚愕。
私の英語はそんな高レベルではなかったはずです。
「よし、もっと頑張ろう!」とやる気がスゴク出てきたのは言うまでもありません。