ツァイトラー先生のドイツ語クラスが始まりました。
4月コースと、10月コースの年2回のコースがあります。
それぞれ15回のクラス。
各3ヶ月ほどのコースで、あとはたっぷりと休み。
この休みがあるので、飽きや嫌気が来ず、モチベーションが維持できているような気もします。
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クラスが休みの間にしっかりと勉強すればいいのですが、ついつい仕事の忙しさにかまけて怠ってしまいます。
英語ならともかく、ドイツ語を忙しいビジネスマンがどうして勉強しなければいけないのかの理由がなければ長続きしません。
私の理由はただ一つ「勉強が面白いから」。
語学自体が面白いということもあるのですが、ツァイトラー先生の教え方の秀逸さには舌を巻きます。
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今のドイツ語クラスの生徒の平均年齢は50歳代後半ではないでしょうか(若い?)。
それだけに生徒のモチベーションの高さはすごく、先生にとっても大学で教えるよりもずっと遣(や)り甲斐があるようです。
特に2人の女性は抜群で、私よりも後から学び出しているのに、あっという間に抜かされてしまいました。
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毎回宿題が出るのですが、私1人が全くやっていきません。
仕事をするか、ドイツ語をするかの時間の選択を迫られたら、躊躇なく前者を取ってしまうからです。
私など社員がやるべきことをやってこなかったら頭に来るわけですが、私は宿題をやっていかなくても、寛容に許してもらっております。
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クラスの中には、英語やスペイン語やフランス語を話せる人がいます。
例えばドイツ語で「私は日本語と英語と、少しドイツ語が話せます」は”Ich spreche Japanisch, Englisch und etwas Deutsch.”なのですが、先ほど述べた2人の女性はツァイトラー先生から Deutsch(ドイツ語)の前に etwas(すこし)を付けなくていいと言われていました(つまり一人前のドイツ語)。
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ツァイトラー先生は日本一のドイツ語教師だと確信していますが「こんな立派な先生に習っている間に、ドイツ語をモノにしなければどうするのだ」という気持ちがムクムクと湧いてきました。
私も早く etwas をつけなくてもいいようにドイツ語をマスターしたいものだと、けっこう真剣に思っております。