赤毛のアン

赤毛のアン』という小説は、名前はもちろん知っていたのですが、読まずに今日まで来てしまいました。
ところがNHKのテレビ番組で『3ヶ月トピック英会話』というのがあり、私は一度も見たことがないのですが、それが今『赤毛のアンへの旅(原書で読むAnneの世界)』というのをやっています。
なぜ私が知ったかと言えば、そのCDを買ったからです。
毎月近くの本屋さんから、NHKの語学CDが届けられます。
英語が2種類、ドイツ語が1種類。
その中の一つというわけです。

以前からプリンス・エドワード島の美しさは写真集などで見て知っていました。
それが『赤毛のアン』の舞台であり、夢のような島だという印象も持っていました。
CDでは英語の原文と日本語訳とが読まれます。
日本語訳の方の朗読は、なんと松坂慶子さん。
私は芸能界のことには疎(うと)いのですが、松坂慶子さんというのはキレイなだけでなく「実力派」なのですね。

赤毛のアン』は全部で10巻ぐらいあるようなのですが、物語自体に非常に興味が出てきました。
英語の原文もそんなに難しくなく、私でも理解できそうです。
今度東京へ出た時に、丸善で原書を買ってこようと思っています。
赤毛のアンは孤児なのですが、想像力が豊かで、文学の才能があり、表現が大袈裟で聞いていてとても可笑しいのです。
物語の中でも、アンに接する人はみんなその不思議な魅力に取り付かれていきます。
むろん読者もです。
ついでにたまたまCDを聞いた中年男性も、です。

赤毛のアン』のCDは自宅の洗面所で聞いています。
お風呂の脱衣場でもあるのですが、洗面や着替えなど、そこで過ごす時間がけっこうあります。
セミナーのカセットテープなども、そこで聞くことが多いのですが、どんどんテープを消化していけます。
そこで先日CDプレーヤーを購入して、語学CDも聞き出したというわけです。
わざわざCDを聞く時間を取らなくても聞くことができ、「時間コスト」がゼロというのがうれしいですね。

赤毛のアン』の本来の題名は”Anne of Green Gables”。
英語で全部読み終えることが出来たなら、たぶん将来カナダのプリンス・エドワード島へも行くと思います。
楽しみにしておきたいと思います。