地球儀を買う

地政学を勉強しようと思っているのなら、地球儀ぐらい買うべきだと思い立ちました。
で、インターネットで注文。
同じ買うならと、すべて英語表示の地球儀を。
16,000円也。

地図帳を見るのも楽しいのですが、やはり地球儀だと位置関係がよく分かっていいですね。
欧州や中東の単独の地図での、それぞれの国の場所は大体分かるのですが、正直なところ、ヨーロッパと中東との位置関係がもう一つよく分かっていませんでした。
トルコが欧州と中東との真ん中にあるのも地球儀を見て初めて実感しました。

太平洋戦争で日本の連合艦隊が、敵の目をくらますために、まずは択捉(えとろふ)島の軍港に集合したと聞いています。
これなども地球儀を見れば、択捉島からハワイまでが、日本列島からだと最短距離だということが一目瞭然。

南極大陸に一番近いのがチリとアルゼンチン。
日本から台湾ぐらいの距離でしかありません。
領土宣言したくなるはずです。
それに比べてほかの国はみんな相当遠いのです。
日本からも相当遠い。
南極観測船「宗谷」の実物を東京お台場の「船の科学館」で見たことがあるのですが、あんな小さな船で、よくもまあ南極などという遠いところへ行けたものだと、地球儀を見ながら改めて感心しました。

ヨーロッパの国々は小さな国が多いのですね。
それに比べてアフリカの一つ一つの国はかなりデッカイ。
これなどもヨーロッパやアフリカ単独の地図を眺めていては、もうひとつピンと来ないところでした。

一度大西洋を越えてみたいですね。
アメリカ・ヨーロッパ間は時間的にも心理的にも、日本からよりずっと近いのではないかと思います。
日本からヨーロッパへだと13時間。
ニューヨークへも13時間。
世界一周航空チケットを購入して、一度ニューヨークからヨーロッパへ飛んでみたいと思っています。