難民問題は大問題

ギリシャ危機を早く深く知るために、ギリシャの英字新聞のウェブ版を読み出したことは、もうこのブログに何度も書いていますが、これが予想以上によかったのです。
当然ながら英語の実力がつきました。
語学が「出来る・出来ない」というのは、語彙力によって9割ぐらい決まってくるということも分かりました。

やっぱり単語力なのです。
単語さえ分かれば何とか読めていけます。
辞書には載っていない単語や熟語が新聞にはよく出てくるのですが、これはグーグルで検索すればいいということが分かったのも、私にとっては大発見でした。

英語の学習が続かない理由の一つに「何のために勉強しているのか?」がハッキリしていないということが挙げられます。。
「世界の英字新聞のウェブ版を読む」ために勉強するというのは、モチベーションとしてはバッチリです。
今回自分が体験してみて、これほど役に立つ作業は他にないと感じています。

欧州の英字新聞を読んでいると「難民」が「経済」以上に大問題になって来ました。
アフリカ大陸や中東の方から移民が殺到し始めているのです。
数千人といった単位ではなく、もうすでに数万人や数十万人。

今でも続々と難民の群れが欧州に向かい、それが経済力のあるドイツや北欧を目指して北上しています。
ドイツは今年もう既に80万人の難民を受け入れています。
これがもっと増えていけば、ドイツの社会自体が変化していくのは目に見えています。

アフリカ大陸から鈴なりの船に乗って逃げてきた人たちが、船の転覆で数百人が亡くなったり、ハンガリーの駅で数千人の難民が列車を待っていたりする記事を見かけます。
ギリシャでは住民と難民との衝突の記事も出ていました。

無一文に近い異民族が続々と押し寄せてくるわけですから、今後どうなっていくのか予断がつきません。
異民族の多人数の流入は社会に強いストレスをもたらします。
ひょっとしたら欧州社会自体が、このままでは持たないかもしれません。