あっさり世界一

何事にも個人で世界一になることは至難の業です。
例えばオリンピックの金メダリスト。
こういうのは普通まずなれません。
ところが今日あることで、あっさりと世界一になってしまいました。
それは「世界一の幸せ」。
書斎のソファで、電気毛布に暖められながら本を読む。
間違いなく世界一の瞬間でした。

書斎のすぐ近くにはお風呂もあり、知的作業に疲れれば、ゆったりと寛(くつろ)ぐことが出来ます。
いくつかの船の中を見る機会があったのですが、船長のみが専用のお風呂を持っていました。
書斎近くのお風呂は実は私専用。
完璧に世界一の幸せ。

新しい家に引越ししてから、ライフスタイルが変わってきました。
まずテレビを見ない。
大型の液晶テレビが据え付けられているのですが、チャンネルを選択するのが難しく、うまく見ることができないのです。
従ってだんだんと本当に見なくなってきました。
食事の時もテレビは消したまま。
家族のコミュニケーションがグンとアップしました。
晩の食事ではアルコールを飲みません。
食事をした後もブログ書きや読書などの知的作業が残っていることが多いからです。

ここしばらく夜の予定が多く、本が読めませんでした。
今日はソファに座ってじっくりと読書。
波に乗るとスピードすいすい。
今日は今のところ5冊読破。
時間に余裕があり、速読の調子もいい時に、どんどん冊数を稼いでおきたいと思っています。
渡部昇一先生がよく本の中でおっしゃっているように、知的生活にはそれなりの環境が必要なのですね。
質感のあるRCの建物の中で、お気に入りのソファに座ったり、大きな机に向かったりしていると、以前よりも数倍集中している自分を発見します。
ああ、やっぱり世界一幸せ。