2007-07-04から1日間の記事一覧

当社も今新しい事業に取り組んでいます。 ヒト・モノ・カネを新事業に集中させていくことも選択肢の一つです。 GEのジャック・ウェルチは「選択と集中」で、市場でNO.1かNO.2に入りそうな事業だけを残して、あとは全部カットしました。 当社の「選択と集中」…

たぶんTさんの会社は、ゲストハウス専門運営会社として発展していくでしょう。 ビジネスモデル自体は、出来るだけシンプルな方がいいように思います。 実務上はいろいろな応用を利かさなければならないわけですから、ビジネスモデルが複雑だと前に進みにくい…

今までの既存の業務以外の新しい事業の模索は、生き残りのために、どうしても必要です。 私の友人のTさんは「ゲストハウス」に手応(てごた)えを感じています。 今まで管理戸数を増やすことに血眼(ちまなこ)となっていたのですが、管理戸数が増えると担当者も…

もう一つ大切なのは、自社の管理システムから外(はず)れる条件のものは、最初から受託しないこと。 一つの流れの中で「管理」が流れていくためには、例外があっては不都合なのです。 受託しない勇気や節操といったものが求められるように思うのです。

賃貸管理も賃貸仲介と連動していて、ターゲットはずばり「店近分譲マンション」。 賃貸管理の場合、具合の悪い物件や顧客層を、いかに取り込まないようにするかがポイントかもしれません。 最初に管理物件のターゲットを間違えたり、何でもいいから数を増や…

賃貸仲介でも、歩いていける範囲に営業エリアを集約。 狭域エリアでの密度の濃い営業です。 新聞折込も看板も受託活動も、すべてそのエリアの中で集中して行い、そのエリアを一歩も出ないぐらいの覚悟を。 また分譲マンションや戸建てに絞った受託が、どうし…

こうして考えていくと、いかに大手と競合しなくていい商品なり事業なりを考えていかなければいけないことが分かります。 当社の場合で考えると、売買仲介は営業エリアを店近(みせちか)の極めて狭いエリアに絞り込み、少なくてもそのエリアの中では、圧倒的ナ…

たまに売買仲介も、賃貸仲介も、賃貸管理も、その地域ですべて圧倒的NO.1という会社があります。 そのほとんどが地方の不動産会社で、人口が10万人を切るような所で大活躍しているケースが少なくありません。 要は市場が小さすぎて大手が来られないのです。

駐車場管理などは地元業者の独断場ですが、他の業務と比べると地味で、駐車場管理だけで「食べていける」ようにするには相当大変です。 地元の不動産会社にとっても駐車場管理は片手間であることが多く、逆に大手不動産会社が参入しにくい分野かもしれません…

これからの傾向として、管理会社の統合の動きが出てくるかもしれません。 分譲マンションの管理では上場会社もありますが、賃貸管理での上場会社は、まだまだ少ないと思います。 極めて優れた管理システムの下で、スケールメリットを追っていくなら、それは…

これに対し賃貸管理業には、際立った大手の進出はないように思います。 というより、地元のNO.1が大きなシェアを取っているケースが多いようです。 地方の管理会社が、ガリバーのようなシェアや管理戸数を持っていることも結構あります。 そういう会社が日管…

賃貸仲介だと大手賃貸専門店に集客が集中。 地元の不動産店の集客数や売上金額は、ぐんと減っているはずです。 ただし賃貸専門店同士での猛烈な競合もあり、なかなか安閑とはしておられないのが現状かもしれません。

街の不動産店の場合、規模が小さい割に、いろんな業務をこなしています。 そしてどれも中途半端。 売買仲介だと大手不動産会社の各営業店に負けます。 投入する広告の量が違うし、営業マンの労働時間数も大手の方が遥(はる)かに多いような気がします。

わが社の経営を考える

「超優秀な家内企業」というコンセプトを打ち出してから、本当にその方向に会社が向かいだしました。 これからの時代、やっぱり少数精鋭なのです。 また上場とは正反対の方向。 上場は会社経営の一つの勲章ですが、どうも最近は煩(わずら)わしいことも多くな…