次の海外への旅は?

海外旅行には久しく行っていないのですが、一応、次に行くためのシミュレーションをポツポツと行(おこな)っていきたいと思っています。

 

やはり海外でも好きなところと、そうでないところがあります。

 

ヨーロッパは好きな場所で、なんとも言えない「味」があります。

 

ふつうに散歩しているだけでも楽しいのです。

 

これがアジアだと街がクルマ中心の設計で、散歩を楽しむなんてことができません。

 

インドネシアなど、そもそも人が歩く道が見当たりませんでした。

 

韓国だって、何度も地下に降りたり、地上に上がったりしながら散歩しなければなりません。

 

タイの道もそんなにキレイではなく、歩いていても楽しくないのです。

 

しかしながらアメリカのように、道を歩くこと自体を見合わせた方がいい所もあるわけで、それと比べれば「散歩していても楽しくない」なんて文句を言うのは贅沢なのかもしれません。

 

南米やアフリカだと「散歩」イコール「命が危ない」なんて国もあるわけです。

 

ハワイは「キング・オブ・リゾート」で、海、山、グルメ、ショッピングと「なんでもござれ」で、ハワイに身を置くだけで癒されるという最高の場所ですが、なにせ物価が高く、かつてのように「憧れの夢のハワイ」となってしまっています。

自慢の書斎

サムライは普段は質素倹約の生活をしていますが、いくらお金をかけても、いくら自慢してもいいものが一つだけあり、それは刀。

 

知的生活者にとっては、本が刀のようなものなので、本にはいくらお金をかけてもいいし、本のことに関してはいくら自慢してもいいということになります。

 

同時に知的生活を営む上で必要な空間や道具や備品にも、タップリとお金をかけるべきだと考えています。

 

ということで、書斎について自慢します。

 

自分の書斎を、世界の大富豪も持ちえない「世界最高の書斎」だと思っています。

 

大きすぎず、小さすぎず、10畳ぐらいのちょうどいい大きさです。

 

書斎なのですが、そこにベッドも置いており、ついでに言うとワンチャン用のベッドもあって、夜はビートも私の書斎で寝ます。

 

木製の(味のある)大きなデスクの前に(普通のイスではなく)北欧製の高級リクライニングチェアを置いて、読書や語学などの知的作業を行っています。

 

書斎には神棚も祭られており、そのおかげで、とても波動のいい空間になっています。

 

最近、頭がよくなってきて、心の状態もとても安定し、じっくりと知的作業に没頭できる「環境」も整ってきました。

 

その「環境」には、家族的なことも、経済的なことも、仕事的なことも含まれます。

 

月200冊の読書が限界だと思っていたのに、先月、あっさりと突破し、250冊になりました。

 

 

 

いい空間に身を置く

新車を買って食事券をいただき、妻とランチに行ってきました。

 

ミシュランの星が付いている天ぷらのお店で、最近は顧客の半分が外国人だそうです。

 

私たちが行ったときも、アジア系の富裕層のような人たちが2組ほど来ていました。

 

シェフによると、4月にミシュランから審査する人が来るとのこと。

 

誰がその人かは全く分からず、また料理人の担当が誰になるかもわからないので緊張しているそうです。

 

お昼にクルマで行ったので、アルコールは飲めないのですが、ボトルに入った(ワインにも負けない)高級茶をいただきました。

 

むろん値段もワインに負けていません。

 

私はここ15年間ぐらい、朝夕の1日2食なのですが、お昼にご馳走をいただくときは朝食も夕食もパスし、昼食のみの1日1食となります。

 

たまに高級レストランや高級ホテルへ行くのも悪くないなと思いました。

 

高級レストランは美味しいのはモチロンですが、客層もよく、そういった人たちを観察するだけでも勉強になるように思います。

 

1泊30万円もするようなホテルの部屋には、さすがに泊まることはできませんが、可能な限り「いい空間」に自分を置いていきたいと考えています。

 

それは消費や浪費ではなく、自分への投資だと思うのです。

*リッツカールトン大阪「花筐」天ぷら

 

数少ないヒットに助けられる

会社をダウンサイジングし、ストックビジネスだけに事業を絞ったのは大正解でした。

 

少人数の会社は実に快適です。

 

会議もないし、タイムレコーダーもないし、人事面での“ややこしい”問題もなく、むろんパワハラ、セクハラもありません。

 

来客を前提とした路面店から、デスクワークを中心とする階上のオフィスに(さんざん悩んだ末に)移転したのですが、これも大正解でした。

 

ちなみに広さは4分の1になったのですが、動線がよくなり仕事の効率が上がりました。

 

もともと不動産屋なので、所有する収益物件は賃貸用不動産がメインです。

 

収益不動産の大きなメリットは、毎月一定の賃料が入ってくることです。

 

不動産が売りたいときにすぐに売れないのは、デメリットだと思っていたのですが、それがために所有し続けることができ、案外メリットなのかもしれません。

 

例えば株はいつでも売却でき、4日後にはキャッシュが入ってきます。

 

だからちょっと上がったら「うれしくなって」すぐに売ってしまい、結局いつまでたっても資産が形成されないのです。

 

不動産にせよ、株にせよ、キャピタルゲイン狙いではなく、インカムゲインに主軸を置いたのも、私の数少ないヒットの一つです。

 

株を「安く買って、高く売る」なんて芸当は、普通の人間にはムリです。

 

今や配当が4%を超える株も少なくなく、実にいい時代です。

 

所有時間は20年

28歳で自分の不動産会社をつくり、さまざまな失敗を重ねながらも倒産せずに、今日(こんにち)までやってきました。

 

が、もう過去は捨てようと思います。

 

「95歳までバリバリの現役で働く」と決めているので、私にはまだ20年以上の時間があります。

 

20年もあれば、かなりのことができるのではないでしょうか。

 

しかもゼロからのスタートではなく、経験も智恵もサムマネーもあり、どう考えても圧勝するしかないと(勝手に)考えています。

 

最近特に感じるのですが、ビジネスにおいては「年を重ねること」が非常に有利で、相手より年上だというだけで余裕が生まれます。

 

若い頃は銀行の支店長というのはいつも自分より年上だったのですが、いつの間にか自分の方が上になり、そして今や頭取だって私より若いのです。

 

「会社は大きくしなければならない」の間違った思い込みで数十年間苦しんできました。

 

いまやその思い込みはスッカリ除去され、固定費があまりかからない「小さな本体」で、毎日の仕事を楽しんでいます。

 

ストックビジネス」というのも、若い頃にはない概念でした。

 

毎年ゼロからスタートしなければいけないビジネスはシンドイし、虚しいのです。

 

ストックビジネスは毎年の努力が積み重なっていくビジネスシステムです。

 

いつストックビジネスに気がつくかで、経営も人生も、大いに変わってくると思うのです。

 

 

晴「旅」雨読

晴耕雨読」という言葉がありますが、私の場合「旅をしているか、それとも本を読んでいるか」の「晴旅雨読」でありたいと思っています。

 

コロナの少し前から、あれだけ頻繁に行っていた海外旅行に行かなくなり、ここ4,5年は国内旅行に集中しています。

 

そのほとんどが「1人クルマ参拝旅」で、愛車とともに全国のいろんな神社を巡りました。

 

以前に乗っていたクルマは、3年で8万キロ走っています。

 

私は今71歳ですが、今のところ何の支障もなくクルマを運転しています。

 

若い頃は営業車で走り回っていたので、どちらか言うと運転は上手な方です。

 

しかしながら80歳になって同じようなクルマ旅ができるかと言えば(経験がないので)よく分かりません。

 

高度な自動運転車の普及を心から願っている者の1人が私です。

 

今の私の生活からクルマ旅をなくすと、もうそれだけで老けてしまいそうな気がします。

 

生きている間に行きたいところに行っておかないと、死ぬときにゼッタイ後悔すると思うのです。

 

「仕事ばかりやっておらずに、もっと自分のやりたいことをやっておけばよかった」という後悔です。

 

円安や資源高の影響もあり、海外旅行のコストが以前の倍くらいになっています。

 

仮に同じ5日間の旅でも、国内のクルマ旅だと海外旅行の5分の1くらいの費用で収まるのではないかと感じています。

語学に陶酔中

外国語のネット新聞を読み続けていると、やはり段々と理解が深まってくるのです。

 

先に日本語の新聞を読んで、ニュースの背景を既に知っていることについては、わりと簡単に意味が分かってしまいます。

 

また戦争やスポーツの記事の場合は、その内容が理解しやすいということも体験中です。

 

戦争など、ウクライナだけでなく、イスラエルハマスの間でも始まってしまい、読む記事はいっぱいあります。

 

ネット新聞なので、1記事に1つの写真が必ずついています。

 

写真を見ただけで内容が分かってしまう記事も少なくないわけです。

 

私のような「なんちゃって語学」の人間は、語学の習得にとにかく時間がかかるのです。

 

フランス語は63歳のときにゼロから始めたのですが、もう8年目に入ります。

 

ドイツ語は大学の第2外国語で触れ、社会人になってから再開したのですが、多分30年間ぐらい勉強しています。

 

英語に至っては、50年間は勉強しているはずです。

 

これだけ勉強していて、ビジネスで使った経験はゼロ。

 

「いまだこのレベルか!」と自分でも驚いて(あきれて)いるのですが、そこから「自分の頭の悪さをイチイチ気にしない」という「哲学」が導き出されました。

 

が、語学を「読む」に絞ってからは、長足の進化をしています。

 

例えば外人が日本経済新聞を読んでいたら「スゴイ!」と思いませんか。

 

ということで、フランス語の新聞やドイツ語の雑誌を読んでいる自分に、喝采している最中なのであります。