「いつまでもあると思うな、親と金」という言葉がありますが、今の私の実感は「いつまでもあると思うな、余裕の時間」なのです。
時間があると思って「これと、これと、あれと、あれをしよう」などと考えていても、あっという間に時間がなくなっていき、いくつもの「やりたいこと」を放棄しなければならないことが多いのです。
本当に「やりたいこと」や「やるべきこと」を絞って、それに集中することが求められているのかもしれません。
余計なことをやっているほど人生は長くはないのです。
私はビジネスのフィールドで活動している人間です。
ビジネスパーソンが政治的な主張を掲げて、他人とやりあうなんてことをしてはいけないわけです。
本業に飽きてしまい、同業者団体の活動に夢中になったり、奉仕活動に多大な時間を取られたり、政治家の応援を過度にやったり、ひどい時は自分が選挙に出たりするのは、会社の停滞や倒産の原因でもあります。
ましてやギャンブルや異性や酒に溺れるのは論外です。
繁栄しているお店を観察していると、家族経営で、本店1店舗のみで(支店を出さず)営業しているところが少なくないように思います。
地域にシッカリと根を下ろし、文字通り倒れようがないのです。