読まずに死ねるか

私のフランス語の先生(フランス人女性)がアガサ・クリスティーを読んでいるとのこと。

 

フランス語で読んでいるそうですが「英語で読めますか?」と聞いたところ「それはちょっと難しい」との答えでした。

 

いつの日か英語でアガサ・クリスティーを読みたいという願望が私にはあります。

 

実は「ナイル殺人事件」だけは英語で読んだことがあるのです。

 

ナイル殺人事件」のビデオを見ていて、いよいよ最後の犯人がわかるという佳境で、プツンとビデオが切れてしまっていました。

 

猛烈にその結末を知りたいという欲求が残り、英語の本を買って読み出したというわけです。

 

筋書きはすでに知っているので、そう苦労せずに読み終えることができ、読破できた満足感と、犯人が分かった喜びとで、二重にうれしかったのです。

 

ちょっと大げさに言うならば「アガサ・クリスティーを英語で読まずして死ねるか」といった気持ちがあります。

 

もうひとつ「これをしなくて死ねるか」というのがあり、それは大西洋を飛行機で超えること。

 

ヨーロッパへもアメリカへも何度も行きましたが、これはすべて日本を起点にしているので、ヨーロッパとアメリカとの間を飛んだことがないのです。

 

100歳までにはまだ30年あるので、十分実現可能だと思っています。