日本の外交

自民党には、何がどうあれ鉄板の支持者が一定数いるのは間違いがありません。

 

自民党が選挙で負けるときは、自民党自体の票が大幅に減少するからではなく、野党がまとまり、統一候補を出すことに成功したときでした。

 

安倍さんは早くからそれに気がつき、うまく戦略を練ってきたように思います。

 

アメリカ大統領とツーカーの仲になった日本の首相は(政局が安定して)長期政権となる経験則があります。

 

ロンヤス時代のレーガン大統領と中曽根首相。

 

ブッシュ大統領小泉首相との仲も相当よかったし、トランプ大統領と安倍首相もバッチリでした。

 

面白いことにアメリカ側はすべて共和党の大統領。

 

民主党は1人もおらず、いま思い返してみても民主党の大統領に日本に好意を持った人は少なかったのではないかと思います。

 

日米安保条約の日本にとっての最大のメリットは「アメリカと闘わなくてもいい」に尽きるのではないでしょうか。

 

軍事的にも互いに友軍ともいうべき存在で、特に海軍の連携は強固です。

 

日本の近現代史を振り返ると、アングロサクソン(すなわち英米)と仲がいい時は安定と繁栄がありますが、離反し反目したときには凋落と破滅が待っていたことが多かったように思います。

 

イギリスはいつも(世界の)世論側におり、その情報能力も秀逸です。

 

イギリスを味方につけるのは国益的にもプラスで、私は日英同盟の復活を望んでいます。