欠陥だらけの偉人たち

歴史上の偉人たちでも、最後まで立派というわけにはいかず、どこかでおかしくなっていることが結構多いのです。

 

これは渡部昇一先生の指摘なのですが、西郷隆盛にせよ山本五十六にせよ、後半は凡庸なリーダーになってしまっているとのことです。

 

平清盛も長男の重盛を亡くしてからはおかしくなっているし、豊臣秀吉だって弟の秀長を失ってからは変な方針を打ち出したり、性格自体が残虐になっていたりします。

 

野口英世などはお札にまでなっていますが、お金にルーズで、多くの人たちに尋常じゃない迷惑をかけています。

 

宮沢賢治もやはりお金の面に関して”だらしなかった”ようです。

 

高杉晋作が活躍していなければ、明治維新は起こっていないと断言できますが、軍艦購入のために与えられた資金を、すべて酒と女に使ってしまうというムチャクチャなこともしています。

 

幕末のキーマンであった勝海舟幕臣でしたが、明治維新後も健在でした。

 

今の基準で非難はできませんが、何人もの妾との間にたくさんの子供がいました。

 

正妻との子供が亡くなった同じ日に、妾の子供が生まれたというヒドイ話もあります。

 

勝海舟の奥さんは「勝と同じ墓に入れないでほしい」との遺言を残しています。

 

最近、脚光を浴びている渋沢栄一ですが、やはり女性関係は激しかったようです。

 

伊藤博文も超オンナ好きで「英雄、色を好む」というか、エネルギー量が半端でないから、それが仕事にも異性にも「存分に」向いていくのかもしれません。