出雲への神たび その5

今回の「車勉」で聴いたCDは8枚。

経営関連が4枚、語学が3枚、歴史が1枚です。

歴史のCDのテーマは「石田三成」でしたが、もし現在に生きていれば、超優秀な経営者になっていただろうと思います。

石田三成は豊臣政権を支えた「文官」ですが、人を魅する人徳が不足で、戦(いくさ)も得意ではありませんでした。

関ケ原以前にも幾度も家康を討つ機会があったのに、性格や教養が邪魔をして、みすみすチャンスを逃がしています。

関ケ原の戦いだって、島津義弘の意見を取り入れて夜襲を行っていれば、間違いなく勝利に導けたはずです。

石田三成千利休と豊臣政権内で敵対しており、それはそのまま博多商人と堺商人との対立の反映でもありました。

秀吉の実弟の秀長が生きている間は、千利休とも、加藤清正などの武断派の将たちとも、決定的な亀裂は出来なかったのですが、秀長亡きあとは無理でした。

秀吉自身、秀長がいなくなると、その後やることがおかしくなっています。

話は少し外れるのですが、平清盛も長男の重盛を亡くしてから、平家衰運への道を歩み始めています。

ユダヤマーケティング」というCDも聴きました。

マクドナルドやスターバックスユダヤ商法の代表でもありますが、中小企業でも十分にユダヤ式の応用ができることが述べられていました。

講師の立川光昭という人は初めて知ったのですが、あとでその著書をネットで注文しました。

語学の勉強はできるだけ学習の過程を楽しむようにしているのですが、CDだと1時間を超えます。

やっぱり長時間になると、飽きるし、苦痛にもなります。

自分の実力よりも低いレベルのCDでないと続かないことも、やってみてわかりました。

今回も現地へ実際に行かなければ気がつかないことを、いっぱい知ることができ、充実のクルマ旅であったと思います。