もし歴史上の人物3人に会えるなら

もし歴史上の人物3人に(タイムマシーンか何かで)会えるとしたら、誰を選ぶかを考えてみました。

これはなかなか面白くて(また3人に絞るのが)難しい問題です。

まずパッと頭に浮かんだのが空海

空海は間違いなく、日本史上における精神世界のトップクラスの人物です。

真言宗を確立し、高野山を開いた方でもあります。

私は浄土真宗曹洞宗臨済宗だと、その教義はよく分かっているのですが、真言密教のことは詳しく知りません(今後、勉強してまいります)。

ただ空海を崇める四国八十八か所巡りとか、空海が改修した満濃池とか、各地に空海にちなむ水源などがあり、単なる宗教家に留まらない魅力を感じます。

私が信奉しているのは神道ですが、もし仏教に帰依するとしたら空海に自分を委ねたい気がしています。

戦国武将には信玄、謙信、信長、秀吉、家康など興味深い人たちがいっぱいいるので3人には絞り切れません。

同じように明治維新にも吉田松陰西郷隆盛勝海舟など、きらめく如くの人物がいるのですが、キリがないので今回はパス。

逆にどうしても会いたい女性が2人います。

一人は額田王(ぬかたのおおきみ)。

「熟田津(にぎたづ)に船(ふな)乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな」や「あかねさす紫野(むらさきの)行き標野(しめの)行き野守は見ずや君が袖振る」という万葉集の歌だけは暗記しています。

教養も深い絶世の美女で、天智天皇天武天皇の両方に愛された方と言われています。

もう一人の女性は出雲阿国(いずものおくに)。

今も出雲大社の近くにそのお墓がありますが、歌舞伎の源流となった踊り手でもあります。

江戸時代に大ブームとなったその踊りを、ぜひこの目で見てみたいものです。