団塊の世代

トランプ大統領が「フェイクニュースがいっぱい」と
マスコミを攻撃していますが、そういう目で見ると確かに
偏向した記事やニュースがよくあることに気づきます。

書いた記者の知恵や知識の浅さがよく分かる時もあります。
最近はそういった新聞の記事を目にしたときは、読んでいる
時間がモッタイないので、すっ飛ばすことにしています。
(テレビは元々ほとんど見ないので問題ありません)

本をたくさん読んでいると、自分の頭で判断できるように
なるので、これは読書の大きなメリットの一つだと思います。

先週の日曜日、大阪の街中で、40人くらいの小さな政治集会を
見かけました。

プラカードなどを見ると左翼的な会合だったのですが、
参加者は何と「お年寄り」ばかりだったのです。
もっと具体的に言うと団塊の世代(いま70歳くらい)です。

政治集会の割には和気あいあいとしていて、ちょっと拍子抜け
したのですが、ハッと気がついたことがあります。

「この人たちは若い頃学生運動をやっていて、この集会は
『同窓会』なのだ!」ということです。

団塊の世代はとにかく人数が多かったのです。
小学校の教室が足らなくなったり、受験競争が厳しくなったり、
学生運動が激しくなったりしました。

よくも悪くも日本に大きな影響を与えてきた団塊の世代が徐々に
少なくなっていくにつれ、日本もまた変化していくのかもしれないと、
その集会を見ながら考えていました。