コペンハーゲンへの旅 その4

デンマークは幸福度世界一になっています。
高負担の高福祉ということで、何かあれば国が面倒見てくれるかわりに、高い税金がかかってきます。
普通の人でも50%ほどもかかってきて、少なくとも日本よりはかなり高いのです。
平均年間所得は700万円ほどもあるそうですが、物価も高く、生活はそんなに楽ではないとのこと。
夫婦共稼ぎが当たり前となっています。

デンマークが好きなデンマーク人が多いようで、この辺が幸福度世界一の所以(ゆえん)かもしれません。
確かに出会ったデンマークの人たちは「いい人」が多かったように思います。
コペンハーゲンは首都ですが、何となく“のんびり”した雰囲気で、ギスギスした感じはありません。
しばらく住むと気に入ってしまうかもしれませんが、気候の厳しさや物価の高さのことを考えると、日本人にとって老後の「終の棲家(ついのすみか)」候補にはなりにくいかもしれません。

デンマーク風力発電で供給量の30%をまかなっているようです。
街に電柱がないのもスッキリした印象を与えます。
そんなにたくさんの回数の食事をしたわけではないのですが、料理の味のレベルは相当低いように感じます。
これもまた「終の棲家」にしにくい要因の一つです。
また移民も増えて治安が以前よりは悪くなっているようで、これもまたマイナス面であります。

デンマークの人口は570万人で、ちょうど(私が住んでいる)兵庫県と同じぐらい。
首都のコペンハーゲンの人口は約130万人で、これもまた県庁所在地の神戸と同じぐらいです。
ひょっとしたらGDPも同じぐらいかと思ったのですが、これはデンマークの約35兆円に対し神戸が約20兆円と、だいぶ開きがあるようです。

今回の旅は「イースター」の時期と重なっており、ちょうど日本のゴールデンウィークのような感じで、現地の休み期間中でした。
日本と違うところはお店まで閉まってしまうことです。
日曜祭日は小売店もシッカリ休み、日本のように「書き入れ時」ではないのですね。
イースターなんて日本にいれば全くピンと来ないわけで、旅行の予定を立てる時に見過ごしてしまうのは仕方がありません。