「天国言葉」が持つパワー

新しい言語を学ぶとき、最初に習うのが挨拶です。
英語やフランス語やドイツ語などでは、単に「こんにちは」や「おはようございます」だけでなく、「元気ですか?」といった相手に尋ねる挨拶があります。
日本語ではあまりこういった挨拶を使うことはなく(少なくとも私の場合は)、ついつい形式的に答える感じになってしまいがちです。

が、最近は積極的に「ポジティブ返事」をするようにしています。
例えばドイツ語なら「ヴィーゲート・エス・イーネン?(ご機嫌いかが?)」と尋ねられると、私の答は「ゼア、ゼア、ゼア、グート」となります。
「ゼア」は「とっても」という意味で、これを3回繰り返すので、最高に良いといった感じになります。

フランス語だと「コモンタレブー?(ご機嫌いかが?)」の問いに「ジュベ、トレ、トレ、トレ、ビアン」と答えます。
「トレ」はやはり「とっても」という意味です。
英語だと「ハウ・アー・ユー?」で、その答えは「エクセレンt!」。
とにかく調子が良くてもよくなかっても「最高です!」と答えるようにしています。

仮に私が相手に尋ねた場合でも「絶好調!」という返事が返ってきたら、こちらまで元気になるではないですか。
ならば一番元気やハッピーさを与える言葉を使うのがいいと思うのです。
ふつう、質の良い商品をこしらえようとすると、コストが高くつくのですが、よい言葉をいくら出してもコストはゼロなのです。

言葉が持つパワーをもっと活用すべきだと思うのです。
良い言葉ばかりを使っていると、それらの言葉が働きだし、自分も相手も環境も勝手に良くなっていくという体験を何度もしてきました。
斎藤一人さんはこれを「天国言葉」と呼んでいますが、こんな簡単な方法で天国になってしまうのなら、もう一切合切「天国言葉」で埋め尽くしていけばいいと思うのです。

「話す」よりも「書く」方が、もっと密度が濃くなります。
「天国言葉」を口に出すだけでもドンドン運気が良くなっていくのだから、書けば夢が実現してしまうなんて、ごく当たり前なのかもしれません。
前向きな言葉や、肯定的な言葉や、ポジティブな言葉を、出し続けていこうと思うのです。