ドローン

ドローンには大きな可能性が広がっています。
今後急速に普及していくのは間違いがないと思うのですが、逆に今までどうして存在していなかったのかが不思議なくらいです。
自動運転車が「陸の期待の星」だとすると、ドローンは「空の期待の星」です。

ドローンはいろんな用途に応用が効きます。
例えば空からの測量が可能になると、人が足を踏み入れることができない場所や、広大地を一挙に測量することも可能になります。
ドローンとのコラボで、ブルドーザが自動で整地するシステムなども実現化しています。

離島への配送にもドローンは欠かせないものになりそうです。
定期便のない島など、文字通り「ドローン命!」といった感じになっていくのではないでしょうか。
離島だけでなく、いま行われている普通の宅配でも、ドローンで置き換えられる配送はすべてドローンで行われていくはずです。
配送スタッフも省力化ならびに少人数化できるようになります。
まさに物流革命です。

ドローンは警備や監視にも応用できそうです。
広い施設の警備や、大きなイベントがある場合などは、ドローンが大活躍しそうです。
2020年の東京オリンピックでは、ドローンが当たり前のように使われているのは間違いがありません。

災害の調査にドローンは「うってつけ」です。
東北大震災のような災害があれば、状況を把握するために何機ものドローンを飛ばすことにより、より的確に救助の対応ができそうです。
実際に韓国では、大規模な山火事がおこった際、ドローンによって「残り火」探索が行われ、大きな成果を上げたそうです。

ナビやインターネットは、軍事で使われていた技術が一般社会にも開放されて普及したものです。
ドローンも、ある意味、軍事分野が一番進んでおり、それらの技術が民間に流れてきたときに大ブレークするのではないかと思われます。

一家に1台「マイカー」ならぬ「マイドローン」の時代が、ここ5,6年の間に来るかもしれません。
人を乗せることができるドローンの出現も、そう遠くではないはずです。
近い将来、ドローンは想像を絶する使い方がされているかもしれません。
ITが生活や世の中を変えたように、ドローンも社会に大変革をもたらす可能性を秘めています。