シンプル イズ ベスト

いろんな旅行の予定を立てるのと矛盾するのですが、来年は「実力蓄積」を目指そうとしている年なので、できるだけ「持ち場」を離れないようにしたいと思っています。
「持ち場」とは自宅の書斎であり、オフィスのデスクでもあります。

私の旅は欧州や北米への海外旅行でも最長で5日間です。
アジアなら2泊3日が基本となります。
せっかく行くのだったら、もっと長く滞在しないと“もったいない”と言う人もいますが、時間を費やすほうがもっと”もったいない”気がします。

一度大西洋を越えてみたいと思っているのですが、そうすると必然的に世界一周となります。
スターアライアンス」や「ワンワールド」などのフライト・グループでは世界一周チケットのようなものが売られており、ファーストクラスやビジネスクラスでも意外に安く購入できます。
ただし何故か10日間以上の旅の日数が必要で、10日間未満だと適用にならないのです。
それがネックで未だに実行できていません。

会社やルーティンワークの束縛から完全に外れると、そんな長期の海外旅行も楽しめるのでしょうが、案外そういったことがドンドンできるようになると鬱(うつ)になりそうな気もしています。
今のように”そこそこ”働いているほうが肉体的にも精神的にも霊的にもフィットしているのではないかと感じています。

先日、カナダのトロント出身の英語の先生と話していたら、トロントからいったん台北に飛び、そこから関西空港に来たとのことでした。
頭を柔軟にすれば、いろんなルートで飛ぶことができるものだと感心しながら聞いておりました。
新幹線の例で言うならば「ひかり」は速いけれど「こだま」でも楽しい旅ができるといった感じでしょうか。

私のやるべきことは「多読」と「語学」と「コインパーキング」と決まっているので、そこに海外旅行や神社参拝旅行を入れようとすると、どうしてもそれら以外の余計なことを排除しないと、時間がいくらあっても足りません。

生活をシンプルにし、ある程度ストイックにしなければいけない面もあると思っています。
生活だけでなく、会社の組織も事業自体もシンプルにしようと考え、また実際随分とシンプルにしてきました。
シンプルさが一番長期にわたって持続・活動できる方法だと思うのです。