サービスを受ける側のプロやカリスマ

月に1度、伊勢神宮に参拝に訪れています。
神宮参拝の神髄は「早朝の御垣内参拝にあり」と感じているので、ムリすれば日帰りでも行けるところを、必ず1泊するようにしています。
昼間と早朝とでは参拝に来る人の層が全然違います。
また、やっぱり人が少ないほうが、スピリチュアル的な波動は断然いいように思います。

伊勢は冬は相当に寒いのですが、夏はやっぱり暑いのです。
夏行く時は着替えを3着持って行きます。
外宮と内宮をそれぞれ一周すると、夏の間は汗でビショビショになります。
多分体重も2kgぐらい減っているのではないかと思います。

東京オリンピックの開会式に照準を当てて、人生計画と事業計画を立てているのですが、その時「どういう事業をしているのか?」や「事業の割合はどうなっているのか?」が、ちょっと見えなくなってしまっていました。
今回の参拝では「その問題はそんなに心配しなくてもいい」といった答を神さまから戴いたような気がしました。
同時に「縁あって出会った人々を、どうやったら幸せにできるかだけを考えよ」というインスピレーションが降りてきた気もしました。

私は瞬間「ようし、自分と接した人は皆幸せにしよう!」と心の中で反応しました。
例えば、その日の晩にホテルで食事をするわけですが、給仕してくれる人にできるだけ感じの良い対応をしようと思ったわけです。
接客業で店の人が感じの良い対応をするのは当然で、そのためのプロやカリスマを目指すべきだと思います。
が、逆にサービスを受ける側も、「サービスの受け手」として、高度なレベルを目指すべきだと思ったのです。

私たちの顧客の中にも「この人には最高のサービスをしたい」と思う人もいれば、「できれば接したくない」と思う人もいるわけです。
つまり自分が顧客の立場である場合でも「最高のサービスをしたい」と思われる人になっていくべきだと思うのです。

そのための修行と言っては大袈裟ですが、少なくとも日々気をつける訓練ぐらいはやるべきだと思うのです。
例えば天皇陛下皇后陛下はサービスを受ける側でのカリスマで、サービスした方がそれだけで感動してしまいます。
やっぱり目に見えないところで修行されてきたのかもしれません。