イギリスの国民投票が“とんでもない”結果になってしまい、もし自分がイギリス国民だったら一体どうするでしょう?
経済的にはマイナスであることは間違いがなく、遠い日本の国の株価も1日で(日経平均が)1,300円も下がりました。
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ヨーロッパ経済は元々良くないのですが、致命的とも言える問題は、金融機関の財務内容が相当悪くなっていることです。
ドイツやフランスのメガバンクがメロメロで、ちょうど90年バブル崩壊のあとの日本の銀行のようなのです。
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そうっとしておかなければ、何かの拍子で悪い箇所が全部露呈してしまいそうなのです。
リーマンショックはアメリカが震源地だったはずなのに、その当事者のアメリカ経済はサッサと立ち直り、ヨーロッパの金融機関だけが今なお危険水域をウロウロしているという状態です。
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ギリシャ危機の時だって、ギリシャをあっさりEUから外せばいいようなものですが、それができなかったのは、ドイツやフランスの銀行がギリシャ向けに多額の貸し付けをしているからではないかと推測されます。
ギリシャを潰すと、他国のEUの銀行も一緒に潰れてしまうというリスクがあるわけです。
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今回のイギリス離脱の選挙結果は、イギリスにとっても、EUにとっても、世界経済にとっても、よくないことだけは分かるのですが、これから先、一体どうなっていくのかは全く予想がつきません。
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EU離脱の件でこれから起こる出来事は、後世の歴史の教科書に必ず出てくる事柄でもあります。
1989年11月9日のベルリンの壁の崩壊も、同じように後世必ず歴史の教科書に出てくる事件でした。
そのとき日本はまだバブルで、私は金儲けに忙しく、事件の意味がイマイチ分からなかったし、本気でニュースも追っていませんでした。
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歴史の真っただ中にいるのに、ボウッとしていたことを今になって後悔しています。
今回はそういった轍(てつ)を決して踏みたくはありません。
従って本気で、今回の出来事とその本質を探究していきたいと思っています。
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そのためにはどうするか?
ギリシャ危機の時もやったように、現地の英字新聞のウェブサイトを読んでいこうと思うのです。
遠く離れた国の記事が、無料でドンドン読んでいけるという便利な時代になったのと、自分の英語力が新聞に追いついたという絶好のタイミングでもあります。
いや、これはちょっと面白くなりそうです。
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