いいスタッフ、いい友人、いい家族

久しぶりに会社のスタッフとの食事会でした。
私がグルメなので、おいしいお店ばかりを訪れます。
私自身はあまり大衆的なところは好まず、ちょっとオシャレしていけそうなお店に行くように心がけています。

小さな会社なので、エスティマ1台に全員が乗って行けるのも機動力があっていいですね。
数十年前、初めての社内旅行は香港だったのですが、この時は現地で大型バスを貸切りでオーダーしたことがあります。
その時は大型バスを「ゆったり目」に使う程度の社員数でした。
その時は「ついに我が社も海外へ行けるようになったのか」と感慨深いものがありましたが、今はエスティマ1台で間に合ってしまう気楽さを存分に楽しんでいます。

おいしいものを食べると、ウツからも解放されるのではないかと思うのです。
私には今回の働く仲間以外にも、ご馳走を一緒にいただく友人たちがおり、またその友人たちが揃(そろ)いも揃ってレベルが高く、いつも勉強させてもらっています。
が、今やもう、年下の友人ばかりとなりました(いわゆる「仕事ができて性格がいい」人たちです)。

友人が財産だというのは、この年になって実感が伴ってきます。
晩年、一緒に食事をする友もいない人生なんて、実に寂しいし、空しいのです。
ご馳走を一緒に楽しむ友人たちを持ち、その食事代を負担に思わなくてすむ経済力があり、また顔の利くレストランをいくつか持っているのは、人生の後半戦での喜びの一つです。

若い頃は、いろんな勉強会や異業種交流会に顔を出し、パーティ−などでも“とにかく”名刺を配りまわって、少しでも人脈を広げようと努力していたのですが、エネルギーと時間をかけた割には“ほとんど”効果はなかったように思います。

これからは付き合う人を絞っていこうと思うのです。
いい人たちからは必ず良い刺激を受けます。
反対に悪い人たちと付き合っていると、どうしてもその「さもしい」気持ちや「いやらしい」心根が移ってしまいがちなのです。

私のブログではあまり家族は登場しないのですが、私の子供たちやその伴侶たちと食事をしながら話をすると、とても勉強になることがあります。
ということで、孫まで含めた家族を、今後は大切にしていきたいと思うのです。