伊勢神宮参拝

毎月伊勢神宮に行っているのですが、ごくたまにインスピレーションをいただくことがあります。
ある案件の今後の方針をどうしたらいいのかを考えあぐねていた時、内宮の参道を歩いていると「なるようになる。心配せずに全力で立ち向かえばいい」というインスピレーションをいただきました。

言葉にすると簡単すぎて有難味がないのですが、その言葉によって随分気持ちが楽になりました。
今回、外宮の御垣内参拝をしている時に「神の御心に添うならば、自由自在」というインスピレーションが降りてきました。

「自由自在」とは思いがドンドンかなっていくことでもあります。
ただし「神の御心」に添わなければならず。これを外れると「自由自在」とはなりません。
邪心が少しでも入っていると、願いは叶(かな)わないわけです。

そのインスピレーションが降りてきてすぐに思ったことが「自分には親切心が足りない。神の御心に添うためにも、縁あって出会った人々に“もっともっと”親切にしていこう!」というものでした。
と、ここまでの経過時間は2秒ほど。

神宮を参拝すると、知らず知らずの内についたケガレが祓(はら)われます。
特別なインスピレーションをいただけなくても、神宮の神々に「二礼二拍手一礼」を繰り返しながら歩いていくと、心が浄化されていくような気がしています。

ふだんジックリ反省などする機会は中々(なかなか)ないのですが、外宮と内宮をひたすら歩き回る2時間半ほどの間に、心がリフレッシュしていくのは有難い限りです。
神道には経典も説教もないのですが、ひたすら五感を研ぎ澄ませて、神々の御心に触れられるようにしたいと思っています。

「意志ある霊的エネルギー体」のことを神様と呼んでいるのかもしれませんが、2,000年もの間、伊勢の地に鎮座なさっているエネルギー体を、連綿と人々が敬(うやま)い続けているわけで、この事実を見るだけでも神宮に参拝する価値があると考えています。
今月もまた無事に神宮参拝を終えることができ感謝なのです。