出雲大社への旅

今回の旅行のメインは出雲大社なのですが、初日に足立美術館に立ち寄り、玉造温泉へ。
2日目は出雲大社参拝のあと日御碕神社へ。
日御碕(ひのみさき)神社には天照大神(アマレラスおおみかみ)と素戔嗚尊スサノオのみこと)とお稲荷さんが祭られていました。
天照大神素戔嗚尊が一緒にお祭りされているところは、ほかにあまりないのではないでしょうか。

須佐神社にも行きました。
山の中腹にあるのですが、空気も水も物凄くキレイなところです。
素戔嗚尊の晩年の安住の地に相応しい場所でした。
素朴な神社なのですが、機会があればぜひもう一度行きたいと思うほどステキなところでした。

石見(いわみ)銀山にも行きました。
鉱山跡が見られると思っていたのですが、広大な地域が世界遺産として登録されており、全部を見るのは時間的・体力的にちょっと無理でした。
鉱山というのは一大産業地なのですね。
山から海の港まで銀を運ぶのですが、そのための道も昔から開拓されていました。
銀山を支配下に置くと、軍事力を支える経済力を手に入れることができます。

従って戦国時代は大内、尼子、毛利などの武将により、石見銀山を巡る争いが絶えなかったようです。
徳川家康関ヶ原の戦いに勝利したあと、わずか10日で石見銀山支配下に置いています。
話は変わりますが、関西に多田源氏という一族がいましたが、それもやはり多田銀山をバックに軍事力を充実させていきました。
武将と鉱山とは切っても切り離せない関係なのですね。