日本のオリジナルな宗教は神道(しんとう)です。
途中から仏教がやって来ましたが、神道とはまったく別の宗教です。
ずっと遅れてキリスト教が入ってきましたが、日本での「シェア」は未だに1%を切っているのではないでしょうか。
浄土真宗のような他力本願の教えが先に根付いており、根本的な考え方でキリスト教と「競合」するところがあるからではないかと思います。
また他の大宗教であるイスラム教やヒンドゥー教の日本人への浸透は(限りなく)ゼロです。
日本のトップ・オブ・トップの神社は伊勢神宮(ご祭神は天照大神)ですが、なぜ天照大神が一番エライ神さまであるのかはよくわかりません。
天照大神は伊弉諾命(イザナギのミコト)の最初の子供ではなく、20数番目の子供です。
母親の伊邪那美命(イザナミのミコト)とは、あまり仲がよくないような気がします。
天照大神には2人の弟がおり、それが月読命(ツキヨミのミコト)と素戔嗚命(スサノオのミコト)。
ツキヨミに関しては、西洋の月の女神のアルテミスと同じ霊的生命体のようで、男ではなく女の神様という説もありますが、いずれにせよ天照大神(太陽の神さま)とは仲が悪いのです。
そのために太陽と月は、顔を合わさないように別の時間に出ています。
もう一人の弟のスサノオは、悪さをして高天原から追放されているので、当然に天照大神とは仲が悪いのです。
スサノオは追放されたあと朝鮮半島にわたり、そのあと出雲に戻り、そこでヤマタノオロチを退治して、悪ガキが一挙に古代の英雄になりました。