オーベルジーヌ(宝塚市逆瀬川)

たぶん宝塚で一番美味しいレストランではないかと思うのですが、お店には看板も出ておらず、駅からも少し離れていて、どう考えても「わざわざ行くお店」であることは間違いがありません。
客層も上品で、東京や大阪の一流店と比べても全く遜色がありません。

ここでほかの会社の人たちも交えて5名で食事をしました。
会食はあまり人数が多くなると、話題が分かれたりして良くないのです。
4人〜6人あたりがベストではないでしょうか。
私は仕事の話も大好きで、会話がヒントになって良いアイデアが生まれた時など、かなりご機嫌になります。

今の私には「接待」というのがないので、自由に会食の相手を選べます。
美味しいお店を何軒知っているかや、楽しい会食仲間を何人持っているかは、人生の後半戦では相当重要な事柄になるのではないかと思っています。

最近では、海外のレストランに現地集合・現地解散する仲間も出来ました。
そういったことが出来る人たちは、時間的にも、経済的にも、旅の能力(例えば語学)的にも限られてくるので、ひじょうに貴重な存在です。
段々と自分より年上や同年代の友人が減っていって、若い人たちとの交流が増えてきました。
95歳までバリバリの現役を目指しているので、年下の友人を増やしていかないと、晩年まわりは皆いなくなって孤立する恐れがあるのです。

ただし単に年下というだけでは意味がなく、「仕事ができて性格もいい」人でなければなりません。
特に男の場合は「仕事ができない」のはほとんど存在価値がないのと同様だと私は思っています。
女性でも「仕事ができて性格がいい」人たちは、話していて実に面白いのです。
また自分の息子が知らぬ間に成長し、投資の話が一緒に出来るようになるとは夢にも思いませんでした。