今月の読破リスト

本をたくさん読んでいると、本からどんどん新しいアドバイスを受けることがあります。
アドバイスを受けて、その時はほんのチョッピリの改善であっても、積み重なっていくと途轍もなく大きな改革となります。
大げさでなく、人生が変わっていきます。

「天才づくり」を研究しようと思っています。
少なくとも自分が「やってみたい」という分野には才能が隠れています。
「好きだ」と思う分野は、もうそこで「才能あり」なのです。

例えば私は「宇宙飛行士になりたい」とか、「大相撲の世界に進みたい」とか思ったことは一度もありません。
願わないところに才能はないのです。
逆に「本が好きだ」とか「語学をマスターしたい」などは、いつも思っていることです。
だからそれらの分野に才能が眠っているとみて間違いないと思うのです。

変な思い込みや、自分で勝手に作っている心の制限を取り外すだけで、才能はイキイキと活動しだします。
例えば読書において、私はなぜか「経営者が月100冊以上の本を読んでいては、仕事に支障が出る」と思い込んでいました。
根拠のない心の制限を外した途端、読書時間はさほど変わらないのに、読書数が月100冊から120冊へと一気に増えたのです。

年1,000冊の本を読もうと思ったら、月84冊読めばいいわけです。
月84冊読破の期間が5年ほどは続いたように記憶しています。
ある時、何かのきっかけで「84冊読めるのだったら、ちょっと工夫すれば100冊読めるのに違いない」と感じました。
それ以降、月100冊読破する期間が3年ほど続きました。
そして心の制約を外した今回、それが月120冊に増えたのです。

「天才づくり」の研究を目指しているのなら、自分自身が、せめて本だけでも圧倒的な量を読むべきだと思うのです。
「『圧倒的な本の量』って一体何冊なのだ?」と考えると年2,000冊という答が湧いてきました。
年2,000冊読むためには月167冊読めばいいのです。
切の良いところで170冊。

ということで、近い将来、今の「月120冊」を「月170冊」にする予定です。
年1,000冊の読書数を超えた頃から、読書の持つ威力を実感し出しました。
年2,000冊だと、ちょっと大げさに言うと森羅万象が分かり出し、脳内革命が起こるのではないかと思うのです。

前置きが長くなりました。
で、今月の読破リストであります。