見かけを若く

テレビに出てくる人などで、実年齢よりもずっと若く見える人がいます。
私はそれだけで尊敬してしまいます。
人はだいたい見かけ通りの体力、気力、考え方を持っています。
見かけが年寄り臭いのに、若々しい気持ちを持っているなんてことはまずありません。

ビジネス社会では、概ね年齢が上にみられるほうが有利なのですが、私のように還暦を迎えると、若く見られる方がいいわけです。
何年か前からアンチエージングに関心を持ち出し、アンチエージングの本を見つけては読んでいます。

見かけを若くするには、いくつかの方法があります。
まずはスマートにすること。
これは海外に出た時に痛感するのですが、美男美女というのは「顔」というより「体型」なのです。
お腹が出ていては、やはり若いという印象からは遠ざかってしまいます。

次に服装。
いわゆるファッションです。
年がいくにつれ、オシャレにならなければいけないと思うのです。
むさくるしい年寄りでは誰も相手にしてくれないのです。
服装にちょっと気をつけるだけで、随分と垢抜けしてきます(大きな声では言えませんが、私は男性ファッション雑誌を毎月購読して研究しております)。

先日、ある会議で初めて会った女性経営者がいました。
イキイキした感じだったのですが「若く見えるけれど、この人は多分56歳ぐらいではないだろうか」と私は推測しました。
長年営業マンをやっていたので、年齢を当てるのは得意なのです。
その会のメンバーリストがホームページに載っているので、あとで調べてみました。
で、ビックリ。
66歳でした。
もちろん私はその人を尊敬しました。