若い頃から営業をやっていたこともあり、夏でもスーツにネクタイ姿を通していました。
ここ数年クールビズが浸透し、今は私もノーネクタイの恩恵を十分に享受しています。
以前は顧客のところへ行くのにノーネクタイでは失礼という感覚が一般的で、またホテルでのパーティーなどでもノーネクタイだとまわりから浮いてしまっていました。
ところがここ数年で完全にクールビズが定着した感があります。
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世界の都市と比べても、東京や大阪の夏は相当暑い部類に入ると思います。
いわば亜熱帯地帯。
クーラーもなかった昔は6月から9月までの3か月間は仕事にならなかったに違いありません。
たまにそんな中でも頑張る人が出てくるのですが、そうすると結核に侵（おか）されてしまうわけです。
今は5月の中旬から10月の中旬まで5か月間ほどもノーネクタイですませてしまえるので、楽なことこの上ありません。
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これは私だけの感覚かもしれませんが、スーツにノーネクタイは、いかにも間が抜けておかしい気がします。
ノーネクタイに似合ったワイシャツやブレザーが当然あってしかるべきだと思うのです。
冬はコートを着ることが多いのですが、ノーネクタイでコートを着ると首のあたりが様（さま）になりません。
やはりネクタイが必須となるのです。
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スーツは夏用と冬用の2種類持っていますが、それぞれに4着ぐらい用意し、それを“とっかえひっかえ”着ています。
同じスーツを2日続けて着ることは、まずありません。
夏のスーツから冬のスーツに着替えると「男前」が2割ぐらいアップしたような感じがします。
それだけ冬のスーツの方が重厚で、スーツ本来が持つカッコよさがあるのかもしれません。
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私のスーツはすべて濃い紺色。
ビジネスでは紺を着ていればまず間違いがないのと、濃い色の方が顔映りがいいという経験則からそうなっておるのであります。
ちなみにネクタイはすべて自分のラッキーカラーである黄色。
「フェラガモ」や「エルメス」などのブランド品を海外旅行の際に空港で買うのです。
