きのう初めて英会話のウェブレッスンを受けました。
ウェブレッスンにはヘッドフォンとカメラが必要ですが、前回の説明時にそれらの設定を終え、今日は実際にネイティブの講師との会話を行いました。
レッスンは1回につき30分。
ちょうどいい長さでありました。
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最初の10分間は、画面に出てくる単語や文章の自習。
「音声」のボタンを押せば、正しい発音を聞くことができます。
あとの20分で講師と話をします。
講師の人はフロリダ出身のアメリカ人でしたが、感じがよく、教え方も上手でした。
受講の説明をしてくれる日本人スタッフも丁寧で、また要領もよく、すべてにおいて「ノウハウの蓄積」を感じました。
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このレッスンを続けていくならば、確かに会話力は向上するだろうなと感じます。
私は英語とドイツ語のレッスンを、それぞれ週1回ずつ夜に受講することにしました。
今のところ自宅ではなく、オフィスで受けようと思っています。
猛烈会社だと夜でも多くのスタッフが働いていたり、電話もジャンジャンかかってきたりすることがあるかもしれませんが、幸か不幸か当社は猛烈会社ではないので、夜レッスンに集中できるのは有難いことです。
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それにしても一度も語学学校へ出向くことなく、最初からすべてメールと電話のやり取りだけで済んでしまうのも、ちょっと驚きです。
しかも昨日レッスンを受けた経験で言うならば、実際に対面してのマンツーマンのクラスと全く遜色がありませんでした(もっともパソコンの画面に相手の顔が映っているので「対面マンツーマン」そのものなのですが)。
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インターネット販売が普及してきたため、百貨店や小売店が打撃を受けているわけですが、英会話業界のようなソフト分野でも、大きな影響があるに違いないと感じました。
教室をいろんな小都市に出し、講師やスタッフを派遣するよりも、本部で一元的に管理する方がずっと効率的です。
それによりレッスンの質が落ちるようでは困るのですが、全然そんなことはなく、むしろより良いレッスンにつながっていくのではないでしょうか。
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レストランや診療所や美容院などのように、そこに行かなければサービスを受けられない業種以外は、店舗を持つ必要すらなくなってきたわけです。
これは不動産業界にとっても大きな問題で、時代の流れを読み取っておかないと、大失敗するリスクがあります(例えばテナント専用ビルを建ててしまうなど)。
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と、まあそういうことなのですが、私にとってはそういった問題をすべて忘れてしまう「至福の30分」でもありました。
きのうは英会話だったのですが、次はドイツ語会話。
さてさて単語力のない私のドイツ語で、いったいどういうレッスンになりますやら。