シアトルへGo!

関西空港から出ている直行便は、アジア方面はけっこう充実しているのですが、北米方面になると、かなり数が限られてきます。
例えばカナダへ行こうと思っても直行便はありません。
アメリカへはサンフランシスコとシアトルぐらいでしょうか。
今回はそのシアトル便に乗りました。

宝塚から関西空港へクルマで向かったのですが、連休中の渋滞を避け、近畿道をひたすら走りました。
結果、1時間10分ほどで到着。
途中全く渋滞はなく、快適なドライブでありました。

飛行機の方は連休中で混んでいるかと思ったのですが、予想に反してガラガラ。
おかげでゆったりと寛ぐことが出来ました。
シアトルまでは行きは偏西風に乗っていくので、9時間20分ほどのフライト。
読書をするにも寝るにも、ちょうどいいぐらいの時間でした。

9・11事件以降、アメリカへの入国は極端に厳しくなったと聞いていたのですが、入国審査では全く時間がかからず”あっさり”と入ることが出来たのは、ちょっと意外でした。
海外へ行った時はいつも街を走っているクルマとホテルのテレビとが、どこの国の製品かをチェックします。
シアトルでのクルマは日本製、ドイツ製、韓国製などバラバラでしたが、プリウスをよく見かけたように思います。
もちろんアメリカ車もたくさん走っていました(ほかの国では、アメリカ車はほとんど見かけたことはありません)。
ホテルのテレビは韓国の「LG」でした。

フライトの関係でホテルには昼前に到着。
時差は日本より16時間遅いので、日本で夕方飛行機に乗ったのに、シアトルには(次の日ではなく)「その日」の朝に到着という“ややこしい”ことになります。
晴れ男の私にしては珍しく外は雨。
そんなに大したことはなかったのですが、これ幸いとホテルでグッスリと昼寝することにしました。

夕方、ホテルのまわりをぶらりと散歩することに。
「パイプ・プレイス・マーケット」という有名な市場が近くにあり、なかなか面白かったのです。
コーヒー店の「スターバックス」第1号店もこの一角にありました。
何の変哲もないコーヒー店が、一種のブランド店として世界に広がっていったのは、いったいなぜだろうと不思議に思いました。
コーヒー店にせよ、ハンバーグ店にせよ、世界中に拡販する「システム化」能力はアメリカのすごいところです。
スターバックスの歴史を一度調べてみようと、1号店を見ながら思いました。