新しいワンちゃんが来て気分はどうかというと、やはり相当にうれしいのです。
家に帰るのが楽しみでもあります。
散歩その他で時間が取られ、そうでなくても普段忙しいので大変なのですが、それを上回る喜びがあります。
今までキアヌ、カノンと女の子だったのですが、今回は男の子。
しかもキアヌ、カノンは赤ちゃんの時から育てたのですが、今回の男の子は1歳4か月たってから我が家に来ました。
体重は28キロもあります。
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介助犬候補として育てられてきたので、1歳ぐらいまでパピーホームのご家庭で面倒を見てもらい、そのあとは施設での生活を過ごしています。
当家は少なくとも3カ所目の生活場所なのです。
目まぐるしく変わる環境にワンちゃんが慣れるのかどうか心配だったのですが、ビートは3日目にしてスッカリ寛(くつろ)いでいるようです。
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ビートは「鳴きグセ」があるので、介助犬からドロップアウトしたのですが、初日に見知らぬ環境で一人にされると、夜中に鳴く心配があります。
そこで私の書斎で一緒に寝ることにしました。
カノンが寝ていたソファに最初から抵抗なく上がってくれ、私としては二重にうれしかったのであります。
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「ビート」という名前は私たちがつけたのではないので、いまだに名前が咄嗟に出ないことがあります。
「ビートたけし」のビートだと覚えることで、毎回何とか思い出しています。
介助犬の名前は、同じ兄弟の場合は同じイニシャルでつけるのだそうです。
つまりビートの兄弟はみんな名前が「B」で始まっているということなのです。
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キアヌもカノンもビートも、みんなラブラドール・レトリバーです。
この犬種は賢くて、人なつっこくて、表情がとても豊か。
一度ラブラドールと生活すると「ほかの犬種は飼えないな」というのが実感です。
男の子は女の子と比べると、やはり骨格がシッカリしています。
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散歩のとき男の子のワンちゃんの方が、あまり寄り道せずに一途に歩いていくのではないかという感じがします(当家以外のワンちゃんを見ていても)。
キアヌやカノンの時は、あちこちでクンクンしながら歩いていくので、なかなか前へ進まなかったのですが、ビートはドンドン前に進んでいきます。
従って同じ距離を散歩していても、時間が短くてすむというメリットがあります。