ブリュッセルへの旅 その5

ベルギーでは主に2つの言語が話されており、北側はオランダ語、そして南側はフランス語です。
一部ドイツに近い東側では6万人ほどがドイツ語を話しています。
ブリュッセルは地理的に言えばオランダ語圏のはずなのですが、地元の人たちが話す言葉は、どうもフランス語なのです。
ホテルの人に聞いたところ、やはりそのようで、母語はフランス語とのことでした。
ただ、ベルギー人やオランダ人は言語の天才で、何ヶ国語もの言葉を平気で操る人が多いようです。

かつてベルギーやオランダは、スペインの支配下にありました。
独立戦争を戦い、スペインから独立したのですが、ベルギーはカトリックで、オランダはプロテスタント
今度は宗教によって2つの国に分かれたのです。
ところがベルギー内部の北部のオランダ語圏と南部のフランス語圏とは、どうも仲が良くないようなのです。
従って今度は言葉によって国が分かれる可能性が高いのです(冗談ではなく、ホントです)。

海外旅行を重ねて分かったのですが、料理のレベルが明らかに高い国と、明らかに低い国とがあるのです。
ヨーロッパよりもアジアのほうが全体的なレベルは上です。
またプロテスタントの国よりカトリックの国のほうが美味しいのです。
オランダではおいしい食事を期待できないのですが、ベルギーが美味しいのは間違いがありません。
だいたいがビールからしてムチャクチャおいしいのです。

今回、相当レベルの高いレストランに行ってきました。
予約をしておかないと入れないほどのレストランで、すぐに満員になります。
で、例によって写真を。