ミュンヘンへの旅 その3

マリエン広場

ミュンヘンの街を歩いていて、今のところ全く日本人と出会っていません。
中国人旅行客は時たま見かけます(残念ながら香港系か台湾系か中国系かまでは、私には見分けがつきません)。
最近のヨーロッパの都市ではアフリカ系が多いのですが、ここミュンヘンではほぼ皆無です。
ドイツはアフリカでの植民地が、そんなに多くなかったからかもしれません。

初日の午前中はミュンヘン大学と通りがかりの大きな書店に立ち寄ったのですが、どちらもあまり収穫がなく「ドイツまで来て、自分はいったい何をしているのだろう?」とちょっとウツになってしまいました。
が、午後からは元気を取り戻し、まずはミュンヘン駅へ行って、どんなところへ列車が出ているのかを調べました。

訪問候補に挙げていたインスブルックは鉄道で3時間程かかり、日帰りの一人旅ではちょっと苦しい気がします。
11:10発のテーゲルンゼー行きの列車があるのを見つけました。
ミュンヘンからテーゲルンゼーまでは1時間ほどで、手軽に行ける旅としてはピッタシ。
ミュンヘン駅でウロウロしていたから分かったのですが、ホームがとんでもないところにあることを発見。
ズラリと列車が並んでいるメインのホームから、いったん地下へ降り、その後また階段を上がったところに別のホームがあるのです。
時間の余裕なく当日着ていたらパニックになっていたと思います。

お昼は抜こうと思っていたのですが、あまりにおなかが空き、駅の構内のカウンター席の中華料理店で食べることに。
これが相当まずかったのです。
これだけまずい中華料理を食べたのは、生まれて初めてか2回目ぐらい。
ドイツ語圏でおいしいものを食べようとするほうが間違いなのですが、中華料理がここまで不味くなるとは思いもしませんでした。