金沢にて

不動産の勉強会で金沢に行ってきました。
金沢の街は何となくスッキリし、豊かさを感じました。
加賀百万石の伝統が色濃く残っているように見受けられました。
金沢駅周辺には大きなホテルがいっぱいあって、それだけの需要があるのだろうかと思いましたが、兼六園などでの観光客の多さを見て、納得しました。

人口は45万人とのことで、ちょうど宝塚市の倍。
住宅地の地価は、32万円〜45万円ぐらいとのこと。
これは宝塚よりもだいぶ安いように思います。
ホテルのレストランの料金を見ていたのですが、和食、中華、フランス料理のいずれもコース料理は1万円を超え、中には2万円のコースも設定されていました。
これなど大阪と同じです。
ちなみにホテル日航金沢の「桃李」で13,000円の中華料理のコースを食べたのですが、絶品でした。

北陸は持ち家率日本一の富山県や、社長輩出日本一の福井県や、文化のレベルの高い金沢県など、潜在的な「豊かさ力」は相当あるのではないでしょうか。
昨年高知県へ行ったときは「経済的に困窮する地方都市をどうしたらいいのだろうか?」と考えながら帰ったのですが、今回の金沢では「衰退」や「疲弊」という印象は全く受けませんでした。
金沢は立派なビルや一流ホテルが建ち並び、観光資源にも恵まれ、逆に「わが宝塚をどうすれば金沢のように出来るのだろうか?」と考えながら帰ったぐらいです。