立って見ているしか、ほかに仕様がなかったのですが、見ている間に、自分の中の何か“とんがった”ものが、丸くなっていくのを感じました。
別に悪い意味でなくても「自分が、自分が」と自意識過剰なのです。
「自分も世の中の一員なのだ」「いわば体を構成する細胞の一つなのだ」という意識が気持ちの中に芽生えてきました。