おカネとうまく接する

おカネは活用せずに放置していると、錆びついたり腐ったりするのです。

おカネを自分のところだけで抱え込んでいると、世の中の繁栄に寄与しません。

従って、適度におカネが喜ぶ使い方をしていくべきです(もちろんモノを買ったりすると、自分もうれしい)。

誰もがおカネを使わないと、GDPも増えないし、経済も発展しません。

少なくともお金持ちは一生懸命お金を使う努力をしていくべきでしょう。

おカネを過剰に抱え込んでいると、不思議なことにゴソッとお金が出ていく現象が(不定期に)起こったりします。

それが災難やトラブルといったネガティブなことと一緒に来ることが多いので、そういったことが「そろそろ来そうだ」と感じると、オフィスを引っ越しさせたり、設備を一新したりして、先手を打ってお金を使う経営者もいます。

神社に寄付するなんていうのは、ひょっとしたら最善のお金の使い方なのかもしれません。

私は長いあいだ不動産屋をしてきたので、自分でもいくつかの不動産を所有しています。

が、頑張ってそれらを取得したのは「過去の自分」であって「今の自分」ではありません。

いわば「今の自分」は努力ゼロ、もっと言えばコストゼロでそれらを手に入れているわけです。

株も同じことで、コストゼロなんだから、仮に売却する必要があったとしても、過去の取得価格にこだわらずに処分したいと思っています。

お金持ちになる条件は2つしかなく「お金を稼ぐ」と「お金を貯める」。

しかし大きな時間的スパンで見てみると「お金が出ていく」時期と「増える」時期とがどうもあるようです。

そういうことを分かったうえで、自然体でその両方にうまく対応していきたいと思うのです。

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