2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

経営戦略を考える(3日目)

営業範囲を狭域エリアに絞った場合、そのエリアでの徹底的なカンバン作戦をする必要があります。 カンバンは以前からある最もアナログ的な広告媒体ですが、地域密着型戦略を取るのであるなら、必要不可欠なものです。 カンバンは文字通り「会社のカンバン」…

当社がやるわけではないのですが、コンピューターのソフト開発などは、宝塚にふさわしい産業だと思います。 宝塚がシリコンバレーやビットバレーのようになればいいですね。 「何とか当社もその一助になれないものか?」を考えてみる価値はありそうです。 当…

店近エリア内での自社収益物件も、体力の範囲内で確保していこうと思います。 安定収入源の確保でもあります。 居住系物件にとらわれず、駐車場、トランクルーム、コインパーキングなども積極的に検討していきたいと考えています。

管理ソフトの徹底活用を始め、社内のペーパーレス化を進めていきます。 大掃除の時に気がついたのですが、使いもしない資料をいっぱい大事にしまっていました。 もっと言えば、使いもしない資料を時間をかけて作成している可能性だってあります。 コストダウ…

ITの活用化も重要な戦略です。 まずはインターネットによる外部への情報提供。 ここ1,2年のうちに広告媒体の主流になり、住宅情報誌や新聞折込に取って代わるものになると思います。 インターネットでの情報提供はともかく、少なくとも外部からの情報は今や…

戦略を考える

まず営業エリアの見直し。 もっともっと狭域エリアに絞っていく必要があります。 以前は「宝塚市を一歩も出ない」と言っていたのですが、将来的には「歩いて行ける範囲」にまで絞りたいと考えています。 ランチェスターの法則の「深く掘り下げる」戦略です。

会社もお客様から選ばれるわけですが、会社もお客様を選ばなければいけないと思います。 「いいお客様と、いい働く仲間と、いい仕事」の時代だと思うのです。 「働く仲間」の中には、もちろん社員も入っているのですが、いい協力者(社)との連携も不可欠で…

大量生産・大量販売の時代は過去のものになりつつあります。 一人一人の顧客と長く付き合っていくことが、これからの時代とても大切になってくると思います。 数を追わないで、収益重視の方向でもあります。 競争を勝ち抜いていくのではなく、競争のない商品…

例えば賃貸仲介の場合でも、入居者は新規顧客である場合が多いわけですが、アパートやマンションのオーナーはいつもほとんど同じ。 客付け力の維持には、継続的な広告費や販売社員の人件費などの経費が必要不可欠になってきます。 客付け側の会社よりも、物…

リピートのお客様が一番大事

「新規顧客の開拓経費は、既存客の再購入にかける経費の8倍かかる」とのことです。 また成績のいい営業パーソンほど紹介客の割合が高いのは、間違いのないところです。 逆に紹介をもらえるかどうかが、営業の世界で生き残っていけるか否かの分岐点かもしれま…

地域密着型不動産会社は、駐車場やトランクルームやコインパーキングなどの安定収益源の確保を目指すことも大事になってきました。 すなわち非住宅の管理物件を増やすということです。 また自社での安定収益物件の保有も戦略の一環として組み入れるべきかも…

店舗エリアの見直しやインターネット時代への対応が求められます。 リゾートや投資などの広域営業には、ネット営業が極めて有効です。 地域密着型営業では、狭域エリアに絞り、徹底的なカンバン戦略に取り組むべきだと思います。 一人ひとりの顧客と長く付き…

分譲業は数を追わず収益重視型への方向の転換、また競争の少ない商品の企画供給が求められそうです。 仲介業は単純仲介だけではなく、人生設計や資産活用に応じることの出来るコンサルティング力が必要になってくるでしょう。 賃貸管理では、何でもかんでも…

中古再生は伸びている分野です。 オフィスビルを医療ビルに用途転換する例なども出てきました。 こうなると単なる転用ではなく、発想と知恵とノウハウが問われます。 用途転用技術をますます磨いていく必要があります。

居住用賃貸は空室増加がさらに進行しているのですが、空室対策でマンスリー転用が増えています。 三大都市圏でのAクラスのビルへのオフィス需要は強いものがありますが、神戸の空室率はまだ15パーセントもあります。 総体的に、大都市郊外や地方都市のビル…

リフォーム・中古再生事業は活発化の傾向。 ファンドの勢いには陰(かげ)りが見えてきました。 名古屋は全国一景気がいいといわれますが、住宅でも1億円前後の物件が好調とのことです。 あまりに好景気で、トヨタ車ならぬ1,200万円を超えるベンツがよく売れ…

不動産の顧客・価格・地域による格差は進行しており、すべての分野で二極化の現象がみられます。 居住用賃貸は相変らず空室が続いていますが、オフィスは三大都市圏では著しく需給が改善されてきました。 居住用は厳しく、企業用は好調というわけです。

最近の不動産市況から

首都圏では、新築分譲マンションは供給過剰になりつつあり、建売住宅も売行きが鈍化しているようです。 東京の高級住宅地には坪900万なんていうところもあるそうですから、逆に言えばその坪単価でも買う人がいるわけで、やはり日本国と東京国は別の国だとい…

コインパーキングの自社運営分は、管理的にも予算的にもあと1件のオープンが可能と思われます。 あと1件ですから、候補地はできるだけ吟味し、繁盛パーキングを作りたいと思っています。 候補地がいつ出てきても、すぐに対応できるように、財務面やシミュレ…

駐車場運営は圧倒的ナンバーワンを目指します。 これは多少エリアが広がり、歩いていける範囲というわけにはいかないのですが、それでも車で10分ぐらいまでの地域に限定していきたいと考えています。 新規の駐車場をポツポツと開拓していきたいものです。

賃貸仲介はコンセプトとして、賃貸管理の中に含めてしまってもいいと思います。 賃貸仲介をいかに伸ばしていくかより、いかにキチンとした賃貸管理を効率的にこなしていくかを考える方が、当社にとっては大事だと思います。 店近の物件の受託をいかに伸ばし…

売買仲介の集客法は、「来店」と「インターネット」と「現地カンバン」の3つに絞ればいいと思っています。 新聞折込や住宅情報誌の効果は、今でもその傾向があるのですが、だんだんと減る方向に向っていると思います。 またこれらは、費用対成果で言えば、も…

事業とエリアを絞る

何でもかんでも手を出さずに、事業をできるだけシンプルにする必要を感じます。 当社の事業を、①売買仲介 ②賃貸管理 ③駐車場運営 ④コインパーキングに絞ろうと思っています。 またエリアは理想的には歩ける範囲。 新しいマンションがたくさんでき、歩いて10…

今「ちょい悪オヤジ」というのが流行っているようですが、いい歳して暇だなぁと思います。 そんな時間があるなら、なぜ仕事に打ち込まないのかと不思議ですらあります。 自分がモテないから言うのかもしれませんが、天命ともいうべき道を歩んでいくところに…

私が心から仰ぎ見る人は、鍵山秀三郎先生と渡部昇一先生。 尾崎八郎先生は仰ぎ見るというより、矢内正一先生に薫陶を受けた同志という感じです(おこがましくてすみません)。 藤本幸邦和尚もすごい方だと思っています。

私も若い頃、威厳を持った年配の男性が、どれぐらい奥深さを持っているのか、推測すら出来なかったのですが、自分自身が年を重ねると「大したことはなかったに違いない」と確信が持てるようになってきました。 聖徳太子や空海などの、精神世界の歴史上の巨人…

天命を歩く幸せ

外国の作家の話です。 小さい頃、父親がじっと黙ってパイプをふかしているのを「何を考えているのだろう?」と畏敬を持って見ていた。 でも、自分が父親と同じ年になった今、父親は何も考えていなかったことがよく分った、とのことです。

毎日やっている掃除のおかげで、根気などは若い頃の数十倍にまで鍛えられているように感じます。 体も頭も根気も、年が行くごとに向上している。 黄金の熟年期、老年期が待っていると思うと、何も心配せずに今の仕事に集中できるわけです。 ワクワクしなきゃ…

私自身の経験ですが、学生時代は柔道をやっており筋肉粒々でした。 しかしよく熱を出したりカゼを引いていました。 しかし最近はカゼを引くこともなく、一年中勉強や仕事が出来る体になってきました。 頭も渡部昇一先生直伝の手法を使って、年々良くなってい…

今、毎朝15分間、”行”として、マコーレーの『英国史』(むろん英語の原版)を声を出して読んでおられるそうです。 渡部昇一先生のような偉い人でも、そんな努力をなさっているのだから、当然尊敬している私としては後に続きます。 声を出して文章を読むとい…