2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『旅の極意 人生の極意』(大前研一・講談社・1,600円)

元マッキンゼーの経営コンサルタントの大前研一さんの若き日の話も入っています。 大前研一さんはクラリネットのプロの奏者になりたかったそうです。 早稲田大学のオーケストラに入り、それはそれなりに充実していたのですが、先輩の「フランスのビュッフェ…

ガバナビリティの高い組織は、底堅い力を持った組織だと思います。 みんなが”さあっ”と同じ方向に向かうと、ものすごい力が発揮されるからです。 逆に優れたリーダーシップが、高いガバナビリティを生み出すのかもしれません。 良きリーダーシップと良きガバ…

スポーツマンもガバナビリティが強いといえます。 就職などで企業からの人気が高いのも、ガバナビリティの高さ。 心身ともに健全なのでしょう。

会社の社長対象のセミナーなどによく参加していたことがあるのですが、社長をする人はガバナビリティが非常に高いということに気づきました。 講師の指示や提言にすぐに反応するのです。 小さな例だと、たとえば「手を上げてください」といえば、すぐに手を…

ガバナビリティ

ガバナビリティ(governability)という言葉があります。 よくリーダーシップと間違って使われるのですが、意味は全く逆の「非統治性」。 「治めやすさ、従順」という意味でもあります。

鍵山先生も何度もそういった状況に「あっ、またつまらないことをしている」と声に出して言うことにより、だんだんと自分の心をコントロールできるようになったそうです。 私も一日に何度も「あっ、またつまらないことを…」を繰り返していますが、おかげさま…

何かひじょうに腹立たしいことがあった後など、ちょっとでもそのことを思い返すようなことがあろうものなら、心の中は地獄になります。 妄想が妄想を呼び、地獄の奥深いところまで一直線です。 自分で自分の体に毒を回し、勝手に怒り狂っているわけです。 例…

「あっ、またつまらないことを考えている」

人を恨む気持ちや、過去の不快な出来事が浮かぶたび、「あっ、またつまらないことを考えようとしている」と、すぐにそれを捨てるようにしています。 これは鍵山秀三郎先生の『ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる』から学びました。 鍵山先生もご本の中で…

賞賛の言葉、ほめ言葉も、物凄い威力を持っていますね。 ほめる力でその人は良くなり、ほめる力で自分も良くなってしまう。 ほめる力とは、すばらしいところを発見する能力でもあります。 私たちはこの能力を少し蔑(ないがし)ろにしているのかもしれません…

健康や体調は、基本中の基本。 この世で生きていくからには、肉体的な問題はやっぱり無視は出来ないのです。 実際大したことは出来なくても、健康であるだけで十分幸せじゃないですか。

勉強も練習も仕事も、動き出すまでのエネルギーは、指で障子を破るぐらいのもの。 ほんのちょっぴりしかエネルギーはいらないのです。 ほんのちょっぴり体を動かし、心を動かしさえすれば、あとは何となく上手く回転していきます。 最初は「ほんのちょっぴり…

習慣の力も、侮りがたいものがあります。 毎回毎回意志力に頼っていては、ちょっと持たないことがあるかもしれませんが、そんな時は習慣の力が、勝手に引っ張ってくれるはずです。 いい習慣をつけることは、最初にやっておかなければいけない、一番大切な作…

目標設定も有力なやる気の源泉。 思い浮かべるだけでワクワクするような夢。 目標設定はそれを具現化したものと言えます。 細分化した小目標も必要です。 小さな達成感の積み重ねが、夢を現実にする力なのかもしれません。

やる気の敵は「疲れ」と「飽き」。 疲れない工夫も大切。 飽きが来ないような工夫も大事。 「疲れ」と「飽き」は、わりあい分かりやすい現象です。 それらの対処法は、比較的考えやすいかもしれません。

いい仲間も、モチベーション・アップに間違いなくつながります。 いい師匠なら尚(なお)のこと。 いい思想やいい信仰やいい哲学やいい考え方も、完全にモチベーション・アップに寄与。 普段からアンテナを高くし、いいものに接する努力をしておかなければダ…

勉強や練習や仕事へのモチベーションは、どう生み出し、どう維持していくのか? やっぱりひとつは「面白さをどう発見するか」がカギになってくるのかもしれません。 面白ければ、言われなくたって、努力感なしで勝手にどんどんやっていきます。 「好きこそ、…

勉強なんて、やればだれでも出来るようになります。 私自身、中学校時代のアホさと、高校時代の秀才ぶりとは、まるで別人のようです。 スポーツでも練習は不可欠。 生まれ持っての才能やセンスは当然あるにせよ、初心者は初心者のレベルで、プロはプロのレベ…

毎朝掃除するとき、新しいホウキに変わっただけで、心ウキウキ。 実に小さな小さなことなのに、そこから得られる喜びや感動は、とてつもなく大きいものがあります。 道具だけでなく、服装もモチベーション・アップにつながるに違いありません。 気に入った服…

やる気はどこから来るのだろう?

どうすればモチベーション・アップが出来るかを、ずっと考えています。 先日パソコンの新しいマウスを買いました。 もうそれだけで「やる気満々」。 仙台での講演用のパワーポイントの作成がスムーズにいっています。 つまり、いい道具はモチベーション・ア…

類は類を呼ぶ。 友達を見れば、その人の程度も分かります。 同じ波動どうしで共感し合うわけですね。 いい波動を出して、いい人たちと引き寄せ合い、いい人生にしていきたいものです。

駐車しているだけで、なんとも雰囲気の悪い車があります。 車なんて単なる物体のはずなのに、悪い波動を出しているのですよね。 そんな車には、やっぱり雰囲気の悪い輩(やから)が乗り込みます。

逆にまっすぐに貼ったり、まっすぐに敷くようにしていくと、心までまっすぐになる。 これ、まことに不思議ですが、見事に相関関係があるようです。 服装も全く同じ。 中高生など、服装の乱れが心や生活の乱れに直結します。 まあ、大人でもそうなんですが。

外観は内面を表す

例えばポスターのようなものを貼る時に、まっすぐに貼れない人がいます。 あるいは切手を貼る時、マットを敷くとき。 まっすぐにしようと思えば、誰でもキチンとできるはずなのに、まっすぐではなく、少し歪(ゆが)んでいる。 これはその人の心が歪んでいる…

これだけ似た話は偶然と言うより、モーガン・ロバートソンという人の予知能力といった方が分かりやすいかもしれません。

1912年、その小説の14年後、豪華客船が処女航海に。 66,000トンで268メーター、25ノットのスピード。 4月14日に大西洋。へ出航。 やっぱり氷山にぶつかり、乗客の死亡率はドンピシャリの66%。 その名は「タイタニック号」。

1898年にモーガン・ロバートソン(Morgan Robertson)という人が”Futility”という小説を書きました。 巨大客船が富裕層の人たちを乗せて処女航海に出るという物語です。 大西洋に向かい4月に出航。 70,000トンで243メーター、25ノットのスピードという設定。…

あまりにも似た話

世の中には信じられないほどの偶然というのがあるもので、次のお話もその一つです。

掃除をするHさん

掃除は社長がやっていると、社内では浸透しやすいのですが(それでも最初の社員が掃除を始めるまで3年かかります)、社外への浸透はかなり難しいのです。 相当地域が離れた会社の社長が共感して、掃除を始めだすということはあるのですが、すぐ近隣のところ…

冗談半分で「ご一緒にいかがですか?」と言うと、「ええ、明日から」との答え。 あまり期待しないでいたら、Hさんは本当に次の日から掃除を始めていました。 「いつまで続くか分かりませんが、気持ちがいいのでやってみます」とのこと。 日本生命宝塚営業所…