2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

利益は自分たちが贅沢するためにあるのではありません。 そんなことをしていれば、たちまち天罰として倒産が待っています。 お客様のためにも、少々のことではビクともしない会社を作っておかなければいけないわけです。

管理という仕事は、保険のような意味合いも持っています。 何かあったときに、管理会社がリスクヘッジする。 リスクヘッジとは、リスクを分散、もしくはリスクを和らげることです。 管理会社自体が”へろへろ”では、リスクに耐え切れないのです。 適正利潤を…

「第2回管理の流れ研究会」で考えたこと

きのう当社で「第2回管理の流れ研究会」を、5社12名で行いました。 管理のやり方自体は各社各様で、どれが正解ということはないのですが、やはり管理という仕事は大変な仕事だと再認識しました。 管理をする側からすれば、ちゃんとしたフィーをいただかなけ…

今日は東京からの参加会社もあります。 前回にも増して、よりよい改良アイデアを出したいものだと願っています。

当社で言えば10項目ほど。 一番大きな改革は、別会社を存続させていく意味のないことに気づき、さっそく廃止したことです。 前回の機会に気がついていなければ、永久にそのままだった可能性があります。

今日はウィナーズ倶楽部の「第2回管理の流れ研究会」が当社で行なわれます。 管理システムは各社が独自で作り上げてきたものが少なくなく、それだけに外部からのアドバイスによって「目からウロコ」がけっこうあるのです。 前回の研究会でも、参加の会社は当…

当たり前のことが当たり前にできることが、どんなにありがたいか。 「いつものようにカノンと散歩できたらなあ」 まさに凡事感謝を痛感させられる出来事であります。

第2回管理の流れ研究会

学生時代柔道をやっていて、ひざをひどく痛めた経験があります。 何かの拍子で具合が悪くなり、歩くのが困難状態になったりもします。 ここ数日がそれ。 きのうは遂に杖を使用しました。

仮に「自分は実は寝たきりの体なんだ。今、動いているのは夢の中の行動」と思えば、自分の行動一つ一つが、とても”いとおしい”ものに感じられます。 歩ける喜び、働ける喜び、自分ひとりでトイレに行けるだけで、こんなにありがたいことがあるだろうか、とす…

「許せない」という気持ちや、過去の不愉快な事柄が頭に浮かび出したら「またつまらないことを考えている」と、頭の中からパッと消去してしまう。 下手にそんな思いにお付き合いしていたら、あっという間に心はすっかり地獄色。 「またつまらないことを考え…

悪い頭であれやこれやと思い煩(わずら)う必要はないのです。 全身の力を抜いて流れに従っていけば、そう悪いようにはならない。 神様は決して悪いようにはなさらないのです。 そう、流れに従えばいい。

流れに従う

自分の思いと違うことや、予期せぬことが起こったときに、うろたえたり、怒ったりせずに、それが天の意思なんだと、素直に受け入れればいいと思うのです。 電車に乗り遅れたから、事故に遭(あ)わなかったということさえあると思うのです。 何かの手違いで…

時間の配分だけは、実際にやってみないとよく分かりません。 練習すればいいというわけですが、あまり練習しすぎると、私自身が厭(あ)きてしまってよくないのです。 本番までは1週間少々あります。 時間を見つけてはパワーポイントを見て、頭の中でイメー…

地震以降に打ち出した「3つの基本方針」を話し、凡事感謝を基盤としたいくつかのお話。 「福島智(さとし)さん」や「調教師・藤沢和雄さん」、「新・エンゲル係数」や「人生の本筋は?」や「真の顧客第一主義とは」や「小さなことを見逃さない」、そして「…

「掃除の心境とその変化」の話をしてから、自己紹介。 自己紹介とくれば、鍵山秀三郎先生の話を外すわけには行きません。 そしていよいよ地震の体験談。 神経が歪(ゆが)むぐらいの苦労をし、また決して逃げなかったのだから、それこそ自信を持って話をして…

まずはわが街宝塚の紹介をするため、写真をいっぱい入れました(時間稼ぎと言うなかれ)。 そしてわが社の写真。 半分以上が掃除の写真です。

パワーポイントを打っていて、「地震の体験を通して分かったことは『掃除の威力と凡事感謝』に尽きる」ということに気がつきました。 もう2度と大地震はご免ですが、私自身はあの経験がものすごくプラスに働いています。 例えば今、月に60冊の本を読んでいま…

先日からずっと講演用のパワーポイントを作りこんでいて、ようやく完成しました。 講演時間は1時間半で、本番の時に時間が余ってしまう恐怖から、ネタはたくさんめに作成しました。 昔々まだ講演に慣れていなかった頃、本番中そろそろネタが尽きそうだなと時…

仙台での講演

来月早々に仙台の「せんだいメディアテーク」というところで講演をします。 テーマは「震災時に不動産業者ができること」。 仙台はいつ地震が来るか分からない心配があり、阪神大震災の体験を学んでおきたいとのことで、私に声がかかりました。

「田中角栄が出てきて以来、日本人はお金のことばかり言うようになった」とはある人の言葉。 「それまでの日本人はお金に関係なく、自分の仕事に誇りを持っていた」とのこと。 私も「そうかもしれない」と思わず頷(うなず)いたものです。 しかしここに来て…

井原西鶴の『日本永代蔵』に、千両箱を作る仕事だけれど、結局一生千両箱に入る金貨を見たことがない職人の話が出てくるそうです。 私は「だから職人はつまらない」とは思えないのです。 職人は職人として、後世に残るような立派な仕事をしていくならば、そ…

不動産仲介のような古い事業でも、その街や地域のマーケットが小さすぎ、大手や強力なライバルが参入してこないエリアで商売やっているところは、結構儲かっています。 そこの社長は「こんな場所、アカンわ」などと言っていますが、アカンからこそヨソが来ず…

不動産業界でも、その時その時で、時代の寵児になる商品があります。 例えば定期借地権や不動産小口化やコンバージョンなど。 その時にその商品をうまく扱い、時代の波に乗った人はやっぱりお金儲けができています。 (ただしブームが去った時に、お金が残っ…

お金だけじゃない

「お金儲けのうまい人とはお金の儲かる仕事を見つけることのうまい人です。一生懸命、働く人のことではありません」と、邱永漢さんが断言されています。 私も全く同感。 伸びる業界にたまたま入っていたり、儲かる事業に運良く従事したりしている人が、お金…

リンカーンの秘書はケネディという名前、ケネディの秘書はリンカーンという名前、そして両者ともそれぞれ「(暗殺があった)劇場へ行かないほうがいい」、「ダラスへ行かない方がいい」と行くのを止めていたと言います。 リンカーンを撃った犯人は劇場から倉…

リンカーンは1860年に、ケネディはちょうどその100年後の、1960年に大統領になりました。 二人とも金曜日に妻の前で暗殺されています。 リンカーンの後もケネディの後も、ジョンソンという名前の南部の民主党員が大統領を継いでいます。 そのジョンソンの生…

リンカーンとケネディ

以前と比べると「おけいこ」の日はだいぶ少なくなりました。 今は月曜日のドイツ語、そして金曜日の英語だけです。 先週の英語の日に、タイタニック号の事故の14年も前に、全く同じような出来事を書いた小説が書かれていたことを学びました。 今日の話題は、…

大前研一さんは原子力を、早稲田大学とマサチューセッツ大学で学ぶわけですが、そのキャリアをあっさり捨て、マッキンゼーでのコンサルタントになります。 超一流のコンサルタントとして、世界を股に。 「そのわりには足が短い」とは本人の弁。 と、ここまで…

チップが欲しいものだから、一生懸命にガイドをするわけです。 資料をいっぱい貼り付けたスケッチブックを作成し、それがまたお客様には大好評。 旅行社には外人客から、大前研一さんご指名の依頼が殺到。 お金も入り、人脈も築き、クラリネットも買い、クル…

しかしその仕事は「通訳案内業」の国家資格が必須。 そこでラジオの「FEN」を聞き始めたりして、資格取得のための受験勉強を始めます。 結果、19歳の史上最年少記録で合格。 このへんからして、普通の大学生とは3ランクくらい違っています。 原子力を研究し…