金食い虫と時間食い虫

余計なことをカットしていくシンプルライフを目指しています。

 

自分が「やりたいこと」や「やるべきこと」を最初に決めると、「やらないこと」や「やってはいけないこと」がハッキリしてきます。

 

それらを毎日の生活から片付けていくと、人生がグンと輝きだします。

 

私は夜に3時間の読書タイムを取っているのですが、お酒を飲んでいては本が読めないので、晩酌は一切しません。

 

腰を落ち着けてテレビなどを見ていては、貴重な読書タイムがあっという間になくなってしまうので、テレビを見るという習慣は私の生活からはなくなりました。

 

テレビをだらだらと見るのと、本を読んで勉強するのとでは、相当の知的格差があり、これが数年積み重なると、もう逆転不可能になります。

 

「金食い虫」という言葉がありますが、同時に「時間食い虫」という言葉があってもいいような気がします。

 

経営や生活から「金食い虫」と「時間食い虫」とを排除していくべきだと思うのです。

 

私は事業をコインパーキングやコインランドリーや賃貸オーナー業に絞りました。

 

すべて人手がいらないストックビジネスです。

 

そうすると人件費や事務所経費が少なくてすみます。

 

接客を前提とした店舗と、事務作業だけを行うオフィスとでは、コンセプトが全然違い、コストも違ってくることを経験しました(オフィスの方が断然安くなります)。

 

今の当社のビジネスであれば、広告費も交際費もいりません。

 

地元のいくつもの公益団体に名を連ねていたのですが(会費もいります)、こういったものに入会している必要もなくなりました。

 

シンプルに事業に集中するだけです。

 

 

有名税

有名になることに憧れる人は少なくありませんが、有名になると余計なコストやリスクがかかってきます。

 

無名だと「どうってことない」ことでも、有名になると執拗に攻撃されたりします。

 

芸能人や政治家などは「有名になる」のが即・収入や地位につながる職業ですが、有名になるのは、シンプルライフとは相いれない生き方のようです。

 

鉦(かね)や太鼓を打ち鳴らしていると、人が集まって来て前へ進めません。

 

余計なことをしていないで、さっさと1人で目的地まで足を運ぶべきだと思うのです。

 

政治家などでも自己顕示欲の塊のような人が少なくなく、票は集めることができても、人間的な内容に乏しい人が多いように思います。

 

ただし経営者が自らをブランド化し、それを商売に活かすのはアリだと思います。

 

ジャパネットたかたの創業者や、アパホテルの女性社長などは、会社の顔としてやってこられ、大成功しています。

 

不動産会社の経営者の中には、有名講師になってセミナーで顧客を得ることをシステム化している人もおり、これはこれで立派な営業戦略だと思います。

 

経営者には人から褒められる機会があまりなく、社会的に認められたいと思う気持ちが、有名になりたいという気持ちにつながっていくのかもしれません。

 

今の私には有名になりたいという気持ちは”ほとんど”なく、それよりも自分が納得できる生き方をしたいと思っています。

 

1冊でも多くの本を読み、静かに朽ちていくのが理想だと、有名になろうとする時間がモッタイないように感じます。

 

節税も経営者の責務の一つだと思うのですが、「有名税」など払わないようにするのが一番です。

 

結婚40周年の上機嫌力

結婚40周年を迎えました。

 

妻と私も健康で、子供たちも、元気な孫たちもおり、たぶん「世界トップクラス」の「しあわせ人間」だと思います。

 

こういうのは自分の努力で達成できるものではなく、神さまのおかげ以外の何物でもありません。

 

これだけ与えられていることに、何をもってお返しすればいいのかを考えてきたのですが、結局「上機嫌でいること」という意外な結論に落ち着きました。

 

自分が上機嫌であれば、まわりの人たちも幸せになっていきます。

 

自分を取り巻く波動も良くなり、それが一種の結界(バリア)となり、魔や災難から守ってくれるように思うのです。

 

私も若い頃は仕事ばかりしてきたのですが「上機嫌でいること」なんて気がつきもしませんでした。

 

多くの人たちに迷惑をかけてきたことを反省しています。

 

「上機嫌でいること」とつながっていると思うのですが、今後の人生は「穏やかな言動」を心掛けたいと思います。

 

道元禅師の言葉に「愛語、よく回転の力あることを学すべしなり」というのがあります。

 

「穏やかな言葉や柔らかい態度には、世の中を変えていく力があることに気がつきなさい」という意味ですが、「上機嫌でいること」と同じことを言っていると思うのです。

 

秋霜を持って自己に接する厳しい禅の道元が、春風を持って他者に接することを説いているわけです。

 

きれいで正しい日本語をゆっくりと話すことを心がけるだけで、格段に「穏やかな言動」になりそうです。

 

この際、外国語だってゆっくりと話そうと思うのです。

 

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夢は書けば実現する

流れ星を見た瞬間に「願い」を唱えると実現するという話を聞いたことがあると思います。

 

考えてみれば当然のことで、いつでもパッと浮かぶ願いが実現しないわけがないということでもあります。

 

夢や目標を書けば実現するという話もあります。

 

自己啓発の本などにもよく書いてあることですが、これは私自身の体験でも相当に確率の高い法則だと思います。

 

昔、「叶えたい夢」を10ほど書いて、それを大事にしまい、反対にしまったことも忘れていたことがあります。

 

たまたま10年ほどしてからその紙が出てきたのですが、驚いたことに書いたことのほとんどが実現していてビックリしたことがあります。

 

「書いたことは実現する」のは(ごく当たり前の)法則だとして、逆に「実現しないことは書かない」のも、ひょっとしたら「真理」なのかもしれません。

 

たとえば私が「アメリカの大統領になりたい」とか「大相撲の横綱になりたい」などと書く気には“これっぽっち”もなりません。

 

それに対して「資産〇〇億円にしたい」とか「5か国語ペラペラになる」とかいった願望は、書けば意外にアッサリ実現しそうな気がするのです。

 

夢は書けば実現するのに、「自分は何を希望しているのだろう?」と、その夢自体が分からないことも少なくなく、そんな基本的なところで躓(つまづ)くケースが多いように思うのです。

 

書くという作業には「やりたいこと」や「なりたい自分」をハッキリさせるという効果があり、案外それが一番大きなメリットなのかもしれません。

 

 

身の程投資

経営でも投資でも「身の程」を知ることがとても大切だと思います。

 

「分を知る」と言い換えてもいいのですが、つい他者(他社)と比べては背伸びをしがちです。

 

ただし現状維持は後退でもあるので、自分たちがどの方向に向かいたいのかをハッキリさせ、その方向で前進や拡大をしていきたいものです。

 

ブログで何度も自問自答を行い「お金を貯めて、収益物件を一つ一つ増やしていく」という方向が決まりました。

 

同時に「キャピタルゲイン」・「小さな本体」・「無借金」という方針も決まり、これに従っている間は「分を知る」が守れているはずです。

 

「儲け損ねる」よりも「損をしない」方が余程大事で、そこを間違ってはいけないのです。

 

コロナの影響で下がった売上を元に戻そうとして「道をはずし」、ついつい無理して悪手を重ねるというのは、今まででも何度も繰り返してきた失敗です。

 

本代は私にとっては研究開発費でもあります。

 

そこをケチるのは、将来への繫栄をケチるのと同じ意味になります。

 

もともと遊興費はゼロに近いし、お金の使い方も今のままでいいと思います。

 

またこれからも、余計なことを考えて時間とお金をロスするようなことはせず、「やるべきこと」を淡々とこなしていこうと思っています。

 

 

 

 

伊勢神宮参拝

伊勢神宮に毎月参拝に行っているのですが、コロナでだいぶ様相が違ってきました。

 

定宿にしていたホテルが休業したり、正式参拝に時間制限が設けられたりして、私自身も1泊から日帰りへと参拝を変化させました。

 

外宮と内宮を参拝すると2時間ぐらい歩き回るので、参拝のあと、近くのスーパー銭湯のようなところで汗を流してから帰ったりもしています。

 

妻は年に1度神宮参拝を行っており、今回はクルマで一緒に向かいました。

 

伊勢神宮は有名な神社なので、観光客もたくさん訪れます。

 

観光で来る人と、正式参拝に来る人とでは、服装自体が全然違っています(正式参拝の場合、基本は黒の礼服)。

 

また昼間に神宮に訪れる人と、早朝に来る人とは、「客層」がガラリと変わり、早朝の方が圧倒的に雰囲気が良くなります。

 

平成25年(2013年)に伊勢神宮出雲大社式年遷宮が偶然重なりました。

 

伊勢神宮は20年ごとに執り行われるのですが、出雲大社は60年ぶり。

 

その両方の式年遷宮に参加させていただいたのですが、いまだになぜ参加できた(招待された)のかがよくわかりません。

 

こういうのを「神縁」と呼ぶのかもしれません。

 

繰り返し神社に参拝していると、明らかに運気が上昇してきます。

 

どんどん人生が良くなっていくのが実感できるようになるのです。

 

ムリしながら自力で頑張るよりも、神さまのご加護を受けながら自然体で進んで行く方がずっと楽だし、また成果も大きいように感じます。

 

会社経営などをしていると、周期的に困ったことや災難がやって来るのですが、神宮参拝を継続してからは、そういった「禍事(まがごと)」が天照大神の圧力で事前に吹き飛ばされる感じがします。

 

せっかく日本に生まれてきているのだから、神社に行かないと「とても損」だと思うのです。

伊勢神宮125社の一つで、倭姫(やまとひめ)をお祀りするお宮です。

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伊勢外宮「神泉」

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5年手帳と旅

4年前に買った「5年手帳」を使っているのですが、祝日が変わっていることがあり、時たま間違えて出勤しそうになります(1日だけ本当に間違えて会社に行き、誰も来ないのでビックリしたことがあります)。

 

例えばオリンピックで祝日が前後していたり、天皇誕生日が別の日になっていたりします。

 

4年前の手帳だと「祝日」になっていないのです。

 

私のように平日も土・日も関係がない生活をし、またあまり他の人と接することがない日々を過ごしていると、往々にして世間の動きとズレることがあり、注意しなければならないと思っています。

 

普通の1年手帳だと、次の年の手帳に引き継ぐのに、年末に2時間ほどの書き換え作業がいるのです。

 

これが面倒で5年手帳にしたのですが、思いのほかメリットがありました。

 

1年以上先の予定でも、躊躇(ちゅうちょ)なく記入していけるのです。

 

旅の予定など、心置きなく書いていけ、それがそのまま実現してしまいます。

 

今は海外旅行には行けませんが、海外旅行の方が国内旅行よりも、飛行機もホテルも(ずっと先の)予約が入れやすいように思います。

 

最近は機嫌よく国内旅行にハマっているのですが、クルマ旅が中心なので、交通機関の予約が不要になり、とても気が楽になりました。

 

宿泊施設だって、クルマが駐車できて、清潔で、価格がリーゾナブルなビジネスホテルの存在を知り、よりいっそう旅に融通が利くようになりました。

 

先日、久しぶりに飛行機に乗ったのですが(待ち時間も含めて)とても疲れました。

 

東北や九州だと私の場合、目的地に着くまでに1泊しなければならないのですが、新しい街に泊まる楽しみもあり、またそれだけたくさん「車勉」もできるわけで、全然苦痛になりません。