夢実現手帳

「患者役をやめれば病は消える」といった題名の本があるのですが(正確には『患者役をやめればエネルギーが変わり症状は消えていく』)、確かにそんな気はします。

病気に関わらず、貧乏や抗争など、不幸な人間の役割はやめべきです。

逆に「お金持ち」や「成功者」の役を演じ続ければ、いつの間にか演技と実態との区別がつかなくなっていくはずです。

私も余生は妄想の世界の中で生きていくつもりです。

現実の世界や常識の束縛を外し、楽しいことや面白いことだけを考えていこうと思うのです。

案外「何をしたいのか?」や「どうなりたいのか?」などのことが、自分自身でよく分かっていないことが多いのです。

それらをハッキリ言わないと、潜在意識だって協力のしようがないではないですか。

そのためにも、やっぱり紙に書いていくのが一番です。

妄想だから何を書いてもいいはずです。

でも書くのは自分が「好きなこと」や「得意な分野」に自ずと限られてくるのです。

アメリカの大統領になる」とか「大相撲の横綱になる」なんてことは決して書かないわけです。

反対に、書いたことは実現する可能性が極めて高いということでもあります。 

普段使っている手帳に予定を書き入れる時「これが実現すればいいなあ」なんて思って記入する人はいません。

手帳に書いたことは全部実現するつもりで書いているわけです。

つまり書いた時点で実現しているのと同じことなのです。

実現率が低いと思われる夢には、少し時間を与えるべきでしょう。

例えば私の場合「5か国語ペラペラ」という夢があります。

すぐにはムリなので「2025413日」に達成時点を設定しました。

その日は大阪万博の開催日で、私は4外国語の通訳ボランティアとして参加しているはずなのであります。

 

 

通貨とキャッシュレス

仮想通貨は今のところ「胡散(うさん)臭い」といった印象があるのですが、これをGAFAがやり出すと、瞬(またた)く間に普及していくのではないでしょうか。

ただし通貨は各国の中央銀行の既得権なので、そうやすやすと使用を認めはしないはずです。

フェイスブックが「リブラ」という通貨発行の意思を示しただけで、各国政府から寄ってたかってボコボコにされました。

各国のメガバンクにとっても大変な脅威です。

私はアマゾンのヘビーユーザーなので、もしアマゾンから通貨が発行されたなら、心理的バリアなしでアッサリ使い出す気がしています。

同じようにグーグルやアップルが通貨を発行したなら、それぞれには膨大なユーザーやファンがついているので、あっという間に世界中で流通するのではないでしょうか。

少なくとも国をまたがった送金などは、極めて安いコスト(たぶん無料になるのでは)で簡単にできてしまえそうです。

「通貨」の本質は「信用」なので、GAFA自体の信用力は、そこらの「いい加減な」国よりもあるのではないかと思います。

遅れている業界やお店ほど、今なお現金が必要ですが(わが社のコインパーキングもキャッシュが必要です、すみません)、世の中がキャッシュレスの方向に向かっているのは間違いがありません。

私も東京へ出た時は、クレジットカードとイコカの2枚のカード(厳密に言うとホテルの部屋のカードを含めて3枚)をズボンのポケットに入れただけで、あとは手ぶらで外出しています。

私の場合スマホも持ち歩かないので、よりいっそう楽なのです。

イコカの場合「ピッ」という音だけで支払いができてしまえ、「キャッシュレス」は「ストレスレス」でもあります。

イコカの場合、2万円までしかチャージできないので、東京散歩の途中で駅に立ち寄り、こまめにチャージするのが、最近の習慣になってきました。

 

AIと専門職の競合

日本は人口が減っているのですが、特に生産人口の減少が顕著なので、いろんな分野での人手不足が問題になっています。

それを補おうとして、外人労働者の流入が解禁となりました。

各地のホテルで外国人スタッフと接するし、東京の早朝のコンビニでは外国人店員しかいないことが少なくありません。

ロンドンやパリへ行くと、さまざまな人種が「普通に」存在していて「いったいここはどこの国なの?」と錯覚することがあるほどです。

日本の社会もここ10年ほどで急激に変化していくのは間違いありません。

私はその現象にネガティブではないのですが、日本が日本たりうる最後の砦は「神道」と「日本語」だと思っています。

今は労働力不足が目につくのですが、もう少しAIが発達していくと、どうなっていくのかはよく分かりません。

自動運転が進んでいくとトラックやタクシーの運転手がいらなくなっていきます。

労働力不足どころか、一挙に人手が余ってしまう可能性だってあるわけです。

余談ながら「自動運転のドローンタクシー」なんていうのも、そんなに先の夢物語ではないと思うのです。

ホワイトカラーの仕事だって、かなりの部分がAIに取って代わられるようになるのではないでしょうか。

大企業の何十人もいた経理部門が、たった2人ですむなんて現象も平気で起こると思うのです。

公認会計士や税理士のような専門職もいらなくなっていくかもしれません。

ブロックチェーンでも仮想通貨だけが脚光を浴びていますが、例えば不動産の登記システムにも応用が可能です。

そうすると今の司法書士の仕事のあり方がかなり変わっていくと思うし、ひょとしたら司法書士だって必要なくなっていくのかもしれません。

 

 

カッコよく写真を撮る

いまSNSの世界では、フェイスブック離れが顕著で、インスタグラムやツイッターなどに流れていっているのだそうです。

が、そういった世界では常に遅れを取っている私にとっては、あまり関係がない話で、全然気にせずフェイスブック1本で来ております。

少し前まではフェイスブックに時間を取られること自体がモッタイなく、極力スルーしていこうと考えていました。

が、ある時期から美女のお友だちが増えだし、そうするとそれらの写真を見ているだけでモチベーションがアップすることに気がついたのです。

いま私のフェイスブックの「友だち」は2,000人ぐらいなのですが、その中でよく投稿し、どう見ても美人なコアな人が10人ぐらいおり、「いいね」ボタンを押しまくっています。

読書に疲れた時など、息抜きにピッタリなのです。

私の人生訓のなかに「有名になろうとしてはいけない」というのがあって、今まで自分の写真を出すことを控えていました。

グーグルで「出口和生」を検索すると50万件~100万件ぐらいヒットするのですが、写真は1枚も出てきません(出て来る写真はすべてほかの人です)。

が、フェイスブックでは美人の写真を無料でいっぱい見ているくせに、自分の写真を掲載しないのもどうかと思い、ポツポツと出し始めています。

フェイスブックで観察していると、ちょっとしたポーズを取ることによって、その人の魅力がグンとアップすることに気がつきました。

美人は単に美人だけなのではなく「美人に見せる方法」にも長(た)けているのですね。

私も(66歳の)自分をカッコよく撮る方法を発見しました。

それは「できるだけ遠くから撮ること」(笑)。

またカジュアルな服装は似合わないのです。

写真を撮るならスーツ姿か羽織袴。

老いれば老いるほどキチンとした服装にする…どうやらこれは鉄則のようです。

 

健康でお金に困ってなければ…。

健康でさえあれば、しあわせの9割は満たされていると思うのです。

そして経済的に困窮していなければ、あとの1割もほとんどO.K

私も「将来の夢」とか「達成したいこと」など、法螺(ほら)を重ねていますが、健康でお金に困っていなければ、あとはまあ「どちらでもいいこと」なのかもしれません。

私はどこへ行っても本さえ読めればゴキゲンです。

海外、国内を問わず、観光地を追って次から次へと走り回る旅行は“とうの昔”にやめています。

一昨年、昨年と2年続けてバンコクに行ったのですが、両方ともホテルライフを楽しむことに徹しました。

もちろん本もたくさん読みました。

ゴチャゴチャした観光地に行かなくても、早朝にホテル周辺を散策するだけで十分楽しめます。

観光地よりもタウンウォッチングの方が余程楽しいのです。

今は「次の投資のために、お金を貯めなければいけない」という気持ちが強いので、あまり海外には出かけていないのですが、いずれ満を持して再開したいと思っています。

国内旅行は海外よりも気軽なので(特にクルマ旅にしてから数倍気楽になりました)、結構ホイホイと出かけています。

ブログにも書いてきたのですが、神道(神社)と歴史に興味が湧くと、行く所がいっぱいあって、一生退屈することがありません。

行く前にたくさん本を読んで、膨大な知識を蓄えておくと、訪れた時の感動も大きいし、気づきや発見も多いのです。

さまざまな失敗や遠回りをしてきましたが、ようやく自分の歩んでいく道が見えてきました。

「趣味」や「健康管理」や「キャッシュフロー」など、どうやら今のやり方で間違いがなさそうです。

*ビーちゃんとウイちゃん

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健康への投資

60歳ぐらいになると、人によっては「10歳ぐらい下」に見えたり、逆に「10歳ぐらい上」に見えたりします。

つまり同じ60歳でも見かけは50歳から70歳までの幅があるというわけです。

機械でもそうですが、小マメなケアを常にしていると、いつまでも「若く」調子がいいのです。

体も同じことで、やはりケアをしているか否かで、年を重ねるごとに大きな差となって現れると思うのです。

観察していると、若い時にムチャなカラダの使い方をした人は、晩年カラダの不調に悩まされてます。

一流のスポーツ選手が案外短命だったりすることがありますが、やはり若い時の体の酷使がその原因に違いありません(相撲取りなどは特に顕著です)。

自分で経験してみてよく分かるのですが、還暦を過ぎると「鍛える」なんて気持ちでやっていると体を壊すのです。

「鍛える」のではなく「調整する」(あるいは「調和させる」)といった気持ちが大切です。

家の体重計で体脂肪率が計れ、夜「階段トレーニング」をしたあとは17%台となります。

ところが不思議なことに朝起きたら20%台に戻っているのです。

何も飲み食いしていないし、むしろ寝ている間に体重が落ちているのに、そうなるのです。

先日、東京のホテルで「足つぼマッサージ」を施術してもらい、非常によかったのです。

これからも同じホテルに泊まる予定なので、機会を見つけてはやってもらうことにしました。

自分のカラダへの投資です。

私の目標とする「見かけ年齢」は54歳に決めました。

ある整体師さんの本を読んだのですが、その人は70歳代のはずなのに、写真ではどう見ても50代半ば。

患者さんに本当の年齢を言うと、いつもビックリされるそうです。

いい目標が現存しているのでうれしいですね。

本文とは関係ありません。

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偶然から大変身

中学の校長をしている人から聞いたのですが、軟派よりも硬派の生徒の方が、あとあと社会に出てから伸びるとのことです。

中学・高校の同級生たちを振り返ってみても、確かにそんな気はします。

また私の観察では、浪人はともかく、留年を繰り返す人は、社会に出てから活躍していないようにも思います。

2代目、もしくは3代目の会社後継者は、素質の面では劣っていても、普通のサラリーマンとは「覚悟」が違っているのか、時間が経つにつれ「頼りになる」存在になっていくケースをいくつも見てきました。

男の子は何かの拍子であっという間に(いい意味で)大変身します。

まさに「男子三日会わざれば刮目(かつもく)して見よ」の言葉がぴったりなのです。

昔、民社党社民党ではありません)の党首に春日一幸(かすが・いっこう)という人がいました。

小学校の低学年までは勉強も運動もできず、目立たずウダツも上がらない子でした。

ある時、担任の先生がクラスの級長を男女一つずつ選びました。

女の子の級長は、かわいくて勉強ができる、みんなの憧れの女の子でした。

ところが男の子の級長に選ばれたのは、ぼうっとした春日一幸少年だったのです。

一番驚いたのは当の本人だったそうですが、それからの春日少年の変身ぶりには目を見張るものがあり、勉強だって急上昇したのです。

男の子はたったそれだけのことで「スイッチ・オン」になるということであります。

本の著者の中には高学歴な人たちも多いのですが、本を読んでいると、みんながみんな最初から勉強ができたのではなく、ほんの偶然の出来事から急速に伸びていったという人たちも少なくないのです。

偶然にせよ、そういった機会が与えられるのは、その人が潜在的に持つ「徳」もしくは「運」の部分だという気がするのですが、いかがでしょう?